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『声掛けてよ…心臓に悪い』
｢いや、なんか楽しそうに見てるAさんの邪魔するのも悪いなって思ってさ。｣
『今ご飯準備するから待ってて』
健史の横を通り、キッチンへ向かおうとすると健史の目の前で腰あたりに手を回されてそのまま健史の膝の上にストンと座る。
『うわ！びっくりした…』
｢Aさん嬉しそうだったね｣
『…うん、嬉しかった』
いつもなら否定してみるところだがなんだか今日は素直に返事をしてみたら、今度は健史がびっくりしていた。
｢どうしたの。今日はなんか素直だね？｣
『別にいつもツンツンしてる訳じゃないけど…たまには素直に…ね』
｢嬉しかったんだね｣
『うん、嬉しかった…奥さんだって！』
私はそのまま健史の首に手を回し抱きついた。
｢あっぶな…びっくりした｣
私が勢いよく抱きついたせいで後ろに倒れかけのを健史が、何とか体制を立て直して後ろに倒れずに済んだ。
『ごめん…つい』
｢Aさんがそこまで喜んでくれて僕も嬉しいよ｣
その後すぐリップ音が室内に何度か響くと、健史は顔を離して私の目をじっと見つめる。
『…ご飯食べる？』
｢うん、ちょっとだけお腹空いた｣
『わかった。ちょっとまってて』
少し名残惜しいけど、ご飯を我慢させてまですることでもないし私は、健史の膝の上から降りるとキッチンへ。
手を洗い夕飯の準備をしようとすると、突然と後ろから抱きしめられた。
『何？どうしたの』
｢ご飯は後ででいいよ｣
『…からかったの？』
｢Aさんがあまりにも寂しそうにしてるの見てたら、僕の奥さんが可愛くてつい｣
『もう…意地悪だな』
｢ごめんね。これで許して｣
キスに夢中になっていると、さっきまで無かったはずの壁が私の背中にトンっと触れると同時に唇が離れる。
｢この後どうする？｣
『…旦那さんにお任せします』
｢本当に？そしたら…可愛い奥さんともう少しだけ一緒に過ごしたいな｣
私の返事を聞く前に健史からの深いキス。
テレビで奥さんと言葉を聞いただけでここまで、浮かれてしまう自分に驚きながら今は、もう少しだけ浮かれたままでいようと思いながら、健史の背中にそっと手を回した。
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黎奈 - にるさん» リクエスト受けていただきありがとうございます！めっちゃ良くてキュンキュンして最高です涙。これからも応援してます！ (2021年1月17日 18時) (
レス) id: 88d3ba564b (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - 黎奈さん» リクエストありがとうございます！嫉妬する岡田くんかしこまりました！リクエスト完成するまで少しお待ちください (2021年1月16日 16時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
黎奈 - リクエスト失礼します。嫉妬する岡田くんの夢お願いします (2021年1月16日 15時) (レス) id: 88d3ba564b (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん - リクエストありがとうございます！ 2人の話を話が聞けて楽しかったです。 これからも、岡田くんとの小説楽しみなしてます。また、たまーに質問小説やってくださると嬉しいです笑 (2021年1月9日 11時) (レス) id: 6bfc26cea5 (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - しょぼんさん» リクエストありがとうございます！少しお時間いただくかもしれませんがよろしくお願いします！ (2021年1月7日 16時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にる | 作成日時：2021年1月4日 2時
