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｢Aさんは、これからどうしたい？｣
『どうしたいって…』
｢僕は、Aさんと堂々と結婚してることを伝えたい。｣
『でも…健史が…』
｢僕は大丈夫。這ってでもこの世界に居続ける。だから、Aさんにはそばにいて欲しいんだ｣
抱きしめられていた体が離れて私の目を真っ直ぐ見つめてくる健史。
私は少し考えたが、そこまで健史が決めて事務所が許可しているのであれば私にそれを拒む理由は見つからなかった。
『…久しぶりに健史と外歩きたいな』
｢うん、今まで我慢してたことたくさんしよう。Aさん｣
『うん、でも無理だけはしないでね』
｢大丈夫だよ。Aさんがそばにいるから｣
健史の顔は、明るくなり久しぶりに笑う健史を見た。
｢2週間ぶりにAさんの笑顔見れて安心した…｣
『私もだよ。』
｢このまま、離婚したいとか言われたらどうしようかと思ってそわそわしてたんだよ｣
『そんなこと考えてたの？』
｢だって、Aさんに酷いこと沢山言ったし…｣
『私の方が離婚されるんじゃないかだて思ってたよ』
｢そんなこと絶対にない。Aさんと絶対離婚なんてしないから｣
真剣な健史がなんだか可愛くてつい笑ってしまった。
｢どうしたの？｣
『いや、なんか可愛いなって思って』
｢全然可愛くないから。Aさんの方が可愛いよ｣
すると、2週間ぶりのキス。
私は驚いて動きが止まっていると、今度は健史が笑う。
｢Aさん可愛い｣
『もう、からかわないでよ』
｢からかってないよ？本当に可愛い｣
そのまま、抱き寄せられ後頭部に手が回されるとさっきと比べ物にならない深いキスを落とされた。
深く酸素が薄くなっても逃げられないキス。
必死に訴えるとやっと離れてくれた。
『…はぁはぁ。死んじゃう』
健史も息が切れている様子だが今離れたばっかりなのに、グッと腕を引かれ直ぐに抱きしめられた。
｢2週間Aさんに触れられなかったから…だからAさんにもっと触れたい｣
私が返事をするまでに、私を軽々と抱えるとそのまま久しぶりの寝室へ。
優しくベッドの上に下ろされると私の上に覆い被さる健史。
『健史…ちょっと待って』
｢やだ。2週間待ったからもう待てないから｣
健史の唇がまた、私の唇に触れると2週間分の穴を埋めるかのように深く甘い時間を過ごした。
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黎奈 - にるさん» リクエスト受けていただきありがとうございます！めっちゃ良くてキュンキュンして最高です涙。これからも応援してます！ (2021年1月17日 18時) (
レス) id: 88d3ba564b (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - 黎奈さん» リクエストありがとうございます！嫉妬する岡田くんかしこまりました！リクエスト完成するまで少しお待ちください (2021年1月16日 16時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
黎奈 - リクエスト失礼します。嫉妬する岡田くんの夢お願いします (2021年1月16日 15時) (レス) id: 88d3ba564b (このIDを非表示/違反報告)
しょぼん - リクエストありがとうございます！ 2人の話を話が聞けて楽しかったです。 これからも、岡田くんとの小説楽しみなしてます。また、たまーに質問小説やってくださると嬉しいです笑 (2021年1月9日 11時) (レス) id: 6bfc26cea5 (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - しょぼんさん» リクエストありがとうございます！少しお時間いただくかもしれませんがよろしくお願いします！ (2021年1月7日 16時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にる | 作成日時：2021年1月4日 2時
