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約束の土曜日。
｢行けるか？｣
『う、うん！』
轟くんに買ってもらったシンプルな服に着替えた。
『変じゃないかな？』
｢別に。似合ってる｣
『あ、ありがとう』
完全引きこもりだったわけじゃないが、出掛ける、って言うのは初めてだ。
外に出ると、日差しが眩しい。
『どこ行くの？』
｢買い物｣
私は、轟くんがどこに行くかも知らずにただ着いていく。
『ここ？』
｢ここ｣
連れてこられたのは、水族館。
『初めて来た』
｢だろうな｣
轟くんから、チケットを受け取り中に入ると独特の匂いに包まれた空間が広がていた。
私には、初めての経験で全てが輝いている。
｢好きなこと見ろよ｣
『う、うん』
フラフラと、歩いてると室内が薄暗く幻想的な水槽が。
中を覗いてみると、フワフワと浮かぶクラゲ。
『可愛い…』
小さいクラゲがふわふわと浮かぶのをずっと見てられる。
｢お母さん！クラゲ！！｣
ぼーっと見ていたいると子供の声ではっと我に返る。
｢見て！クラゲだよ｣
｢そうだね。ふわふわしてるね｣
親子の楽しそうな会話を見てると胸がぎゅっと締め付けられる。
｢大丈夫か？｣
『あ、うん。大丈夫』
｢次行くか｣
『うん！』
そのあとも、別の魚や生き物を見てたがあの親子のことが頭の中から、離れなかった。
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愛菜(プロフ) - にるさん» こんばんは！こちらこそお話を考えて下さってありがとうございます！！2人とも魅力たっぷり過ぎて選べないですよね↑↑最後は２パターンあったら泣いて喜びます(笑) (2020年9月7日 21時) (
レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - 愛菜さん» 最近こちら更新できていないにもかかわらずコメントありがとうございます！私もどちらも好きなので落ち悩み中なところなんですよね笑 (2020年9月7日 12時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます！お話読ませて頂きました。高低では轟くん有剣くんが好きなので2人共出ていて嬉しい限りです！！！轟くんと結ばれるのか2人共に愛されるの捨てがたい(笑) (2020年9月6日 7時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にる | 作成日時：2020年8月16日 17時
