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『もうお腹いっぱい…』

轟くんに勧められるままに、色んなものを食べ続けさすがにお腹いっぱいになった。

「よく食ったな」

『もう限界…』

今までで1番食べた。

ふっと笑う、轟くんを見て私まで笑ってしまう。

すると、大きな音と共に辺りが明るくなる。

空を見上げると、花火が打ち上がっていた。

『花火だ…』

花火が打ち上がるなんて知らなかった。

『…綺麗』

空いっぱいに広がる花火は、今まで見てきた花火の中で一番綺麗に写る。

「また、来年も」

『え?』

「また、来年もな」

『…』

私はまだ轟くんの隣に居ていいってことなのかな。

花火の音と同じくらい私の心臓の音が大きく響く。

轟くんは、私のことをどう思ってる?

そう聞こうとした時だった。

「A?」

突然、私の名前を呼ぶ声。

聞き覚えのある声に私はそっと振り返ると

私の元を去ったお母さんがいる。

なんで、今なのか。

もっと、早く来て欲しかった。

今は喜びも悲しみもない突然と現れたお母さんに、動揺が隠せない。

「大丈夫か?」

私の顔を覗き込む轟くん。

『…お母さん』

轟くんも驚く表情だった。


すると

「ママーどうしたの?」

目の前のお母さんの手を握る小さな手女の子。

「ママ?」

お母さんのことをママと呼ぶ。

「A待て!」

込み上げてくるものを抑えられず私は轟くんの声を無視してその場から走り逃げ出した。

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愛菜(プロフ) - にるさん» こんばんは!こちらこそお話を考えて下さってありがとうございます!!2人とも魅力たっぷり過ぎて選べないですよね↑↑最後は2パターンあったら泣いて喜びます(笑) (2020年9月7日 21時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - 愛菜さん» 最近こちら更新できていないにもかかわらずコメントありがとうございます!私もどちらも好きなので落ち悩み中なところなんですよね笑 (2020年9月7日 12時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます!お話読ませて頂きました。高低では轟くん有剣くんが好きなので2人共出ていて嬉しい限りです!!!轟くんと結ばれるのか2人共に愛されるの捨てがたい(笑) (2020年9月6日 7時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にる | 作成日時:2020年8月16日 17時

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