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轟くんが帰ってこない。

いつもなら、帰ってきている時間。

今の時刻は20時を過ぎている。

普通の男子高校生なら20時過ぎても問題ない事だ。

私は、轟くんがどこの高校に行ってるのかも知らない。

何も知らない。

『大丈夫…だよね…』

不安な中、自分に言い聞かせるように轟くんを待つ。

すると、ガチャンと玄関の扉が開く音が。

帰ってきた轟くんはボロボロに。

顔は傷だらけ、学ランは汚れで白くなっている。

目の前のことが理解できなくなり中々動けない。

「…悪い遅くなった」

『え…そんなことより大丈夫?!』

私は急いで、轟くんに駆け寄った。

「あぁ…大丈夫だ」

『ねぇ、何したらこんなになるの?』

「…」

『手当しよ。待ってて』

救急箱やタオルを急いで取りに部屋の中を走り回る。

「いっ!」

『我慢して…』

傷だらけの顔に、薬を塗る。

「そんな顔すんなよ」

『だって、そんな顔して帰ってきたら心配するよ…』

「わるい」

『…私轟くんのことなんにも知らない』

「え?」

『轟くんが、どこの学校に通っててどんなことしてて、好きな食べもの、どうしてこんなに傷だらけなのかなんにも知らない』

轟くんの怪我の手当をしながら、轟くんを見つめる。

『こう言う怪我初めてじゃないよね?』

「…あぁ」

『私が口出すことじゃないけど…心配…』

轟くんからは、何も返答がない。

私はそのまま、轟くんの怪我の手当を続けたがその間も私たちには会話がないままだった。

「飯作るから待ってて」

『その怪我じゃ無理だよ』

「…じゃ、買ってくる」

『それもだめ。私が買ってくるから待ってて』

私は轟くんを1人家に残し、近くのコンビニに走った。

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愛菜(プロフ) - にるさん» こんばんは!こちらこそお話を考えて下さってありがとうございます!!2人とも魅力たっぷり過ぎて選べないですよね↑↑最後は2パターンあったら泣いて喜びます(笑) (2020年9月7日 21時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - 愛菜さん» 最近こちら更新できていないにもかかわらずコメントありがとうございます!私もどちらも好きなので落ち悩み中なところなんですよね笑 (2020年9月7日 12時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます!お話読ませて頂きました。高低では轟くん有剣くんが好きなので2人共出ていて嬉しい限りです!!!轟くんと結ばれるのか2人共に愛されるの捨てがたい(笑) (2020年9月6日 7時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にる | 作成日時:2020年8月16日 17時

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