420.見たら分かる ページ23
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「あれ！？ ナナ兄さん！？ グヨン先生も！？？ どうしたんですか！？？」
グヨン先生と話していたら、ふと『SuperChanger』の練習室の扉が開いて。中からハルトが出てきた。ハルトはグヨン先生と私を見て、目を丸くする。
「ちょっとナナと話してて……ああ、結構話し込んじゃったな。じゃあ、俺はそろそろ行くよ。色々話せて良かったよ」
「はい。自分も話せて良かったです。ありがとうございました」
「うん。練習頑張って。明後日、ミンジュンがダンスレッスンするんだろ？ ちゃんと仕上げとかないと」
「やめてくださいよ……忘れようとしてたのに……」
私が思わずぎこちない笑みをもらすと、グヨン先生は楽しそうに笑って。それから「お疲れ様」と言って背中を向けて歩いて行った。それに慌てて頭を下げる。
「……ナナ兄さん、グヨン先生と話してたんですね」
グヨン先生姿が見えなくなってから、つられて頭を下げていたハルトが顔を上げてそう口にした。私も頭を上げて、「うん。たまたまバッタリ会ってね」と頷いた。
「何の話してたんですか？」
「……色々？ ミンジュン兄さんが厳しいって話から色々広がっちゃって」
「ミンジュンさん……」
「ああ、そうそう。ミンジュン兄さんのレッスン、どうだった？ ミンジュン兄さんは初回から言い過ぎたって言ってたけど」
私がそう聞くと、ハルトは若干引き攣った笑顔を見せた。
「……そんな厳しかった？」
「……本当に本当にすごーくタメになったんですけど……その…………ナナ兄さん、ちょっと練習室入ります？」
「？ いいの？」
「はい。見たら分かると思うので」
どういうこと？ と不思議に思いながらも、練習室の扉を開いて中に入るハルトに続く。締め切った部屋で長時間ダンスの練習をしていたとき特有の、ちょっとむわっとしたあつい空気を感じた。
「失礼しま……えっ！ みんな大丈夫！？？」
練習室に入ってすぐ、目の前の光景に目を見開いた。そばにいるハルト以外の『SuperChanger』のメンバーみんなが、気絶したように床に寝転がっていたからだ。
「……ナナ……兄さん……？」
「お……お疲れ様……です……」
「ミンギュ、ドハ……お疲れ様……ほ、本当に大丈夫？」
ぎょっとして声を上げると、近くからと荒い息混じりのミンギュとドハの声がして。視線をすぐ下に向けると、それはそれは真っ赤な顔で、汗もびっしょりなミンギュとドハが並んで転がっていた。
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アップルパイ(プロフ) - Rさん» いつもありがとうございます！ 久しぶりの更新になってしまい申し訳ないです🥲 また早めに更新できるように頑張るのぜひ楽しみにしていただけたら幸いです……！🙇🏻♀️՞ (1月9日 10時) (
レス) id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
R - いつも楽しく読ませて頂いています！更新楽しみに待ってます！ (1月8日 2時) (レス) id: 0e71c92fc7 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - おーるいんさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！ そう言って貰えると更新する活力になります〜！ これからもソンハンビンくんたくさん出てくると思うので、楽しみにして貰えたら嬉しいです☺️ (12月9日 0時) (レス) id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
おーるいん - 忙しい中更新ありがとうございます！めちゃくちゃ大好きなお話で、毎回とっても楽しみに待ってます！ハンビンのストーリー多くて嬉しいです^_^ (12月3日 8時) (レス) @page13 id: 50f65acc84 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - abcdさん» ありがとうございます！ 展開がゆっくりな分、なるべく更新は早くできるように頑張ります！ これからも楽しんで頂けたら幸いです🙌 (12月2日 1時) (レス) @page14 id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アップルパイ | 作成日時：2023年11月28日 15時
