414.恋愛事情 ページ17
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「……それで！？ 実際どうなんですか！？？」
「どう、って？」
ウンギに勢い良くマイク(に見せたペットボトル)を向けられ、思わず首を傾げる私。そんな私を見てウンギは不満そうに口を尖らせた後、「二人は本当に付き合ってるんですかって聞いてるんですよ！」と声を上げる。
何を言ってるんだ……完全におもちゃにされてるな……と呆れる私の横で、ハンビンはそんなにびっくりする？ってくらいブッと吹き出した。
「そそそそんなわけないじゃん！！！！！」
「そんな焦られると逆に怪しいですね〜。本当はコソコソやることやってたんじゃないですか〜？ 二人ずっと距離近かったし〜。いつからなんですか？」
「……ソウォン兄さん、あんまりハンビンをいじめないでくださいよ。俺達男同士……いや、男同士だからないとか言うのもあまり良くないけれど……とにかく、俺達はそういうのじゃないですよ」
「そ、そうですよ！」
ぶんぶんと何度も頷くハンビンを横目に、私は息をつきながら「そもそもアイドルですしね」と付け加えた。それに何故かハンビンは急に「そ、そう、だよね……」と勢いを失って。
確かにアイドルだから恋愛しない、しちゃいけない、ってのはちょっと時代に合わなくて差別的だったかも。そう思いながら、「あ、別に俺がそういうつもりでアイドルやってきただけで、それを他人に押し付けるつもりは……したい人は自由にすればいいと思います」と言ったのだけど、ハンビンは変わらずしょんぼりしたままだ。
もしかしてハンビンって好きな人とかいるのかな、それとも恋人がいたりするのかな。一瞬そう考えたけれど、人の恋愛事情をあれこれ勝手に想像するのも良くないし、何だかもやもやしたからすぐやめた。
「あ、こうなったのも眠れない俺にハンビンがそれなら一緒に寝ようって言ってくれたからだから。無理矢理流された感はあるけれど……単に優しいハンビンが俺のためにやってくれただけで、本当に変な意味とかは無いからね。……ね？ ハンビン」
「……う、うん……友達として一緒に寝ただけ、だよ……」
「え〜、つまんない！ 超ビッグニュースだと思ったのに〜！」
「朝から勘違いさせてごめんね」
ウンギだけじゃなく部屋にいるみんなが「なんだよー」と残念そうな顔をしていた(ユジンはほっとした顔をしていたけれど)から、苦笑いをしつつみんなに謝る。みんなが勝手に盛り上がっただけで、私は悪くない気がするけれど。
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アップルパイ(プロフ) - Rさん» いつもありがとうございます！ 久しぶりの更新になってしまい申し訳ないです🥲 また早めに更新できるように頑張るのぜひ楽しみにしていただけたら幸いです……！🙇🏻♀️՞ (1月9日 10時) (
レス) id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
R - いつも楽しく読ませて頂いています！更新楽しみに待ってます！ (1月8日 2時) (レス) id: 0e71c92fc7 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - おーるいんさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！ そう言って貰えると更新する活力になります〜！ これからもソンハンビンくんたくさん出てくると思うので、楽しみにして貰えたら嬉しいです☺️ (12月9日 0時) (レス) id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
おーるいん - 忙しい中更新ありがとうございます！めちゃくちゃ大好きなお話で、毎回とっても楽しみに待ってます！ハンビンのストーリー多くて嬉しいです^_^ (12月3日 8時) (レス) @page13 id: 50f65acc84 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - abcdさん» ありがとうございます！ 展開がゆっくりな分、なるべく更新は早くできるように頑張ります！ これからも楽しんで頂けたら幸いです🙌 (12月2日 1時) (レス) @page14 id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アップルパイ | 作成日時：2023年11月28日 15時
