409.やな質問（ソン・ハンビン） ページ12
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"……確かに、最初はヨンジュさんの親友でロールモデルのナナに対して少なからずファン心があったのかもしれません。ナナと仲良くなったら、ヨンジュさんのことも聞けるのかなって。何より、あんなに凄い人が憧れてる人は、実際も完璧なアイドルなんだろうなって思ってました"
"でも……ナナと関わるようになって、本当は誰よりも努力家なところとか、意外と抜けてるとことか、お茶目なとことか、たまに変な言葉遣いをすることとか、辛いことを隠して完璧でいようとするとことか……実際のナナを知って、よりナナのことが好きになったんです"
"それにナナがヨンジュさんの話をするとき……最初はただ純粋にヨンジュさんの知らなかったエピソードが聞けて嬉しいって思ってたんですけど、今はなんていうか……少し羨ましいなって。ヨンジュさんの話をしてるときのナナ、本当に等身大で、表情が生き生きしてて、目がキラキラしてて、すごく可愛いんです。自分がこんなこと思うのはおこがましいけれど、ナナが誰かに俺の話をするとき、そんな顔をしてくれたらいいのにな、って……"
"きっと俺のロールモデルがヨンジュさんじゃなかったら、俺はナナとこんな風に関われなかったと思います。だからナナと巡り合わせてくれたヨンジュさんにはすごく感謝してるけど……でも俺は……例えヨンジュさんが居なかったとしても変わらずナナのことが好きで、出来ればずっと仲良くしたいって思っているはずです"
俺がたどたどしく言い切ると、ミンジュンさんは真顔で俺の顔をじっと見つめた。何かを見透かすようなその瞳にびくりとした途端、ミンジュンさんはぱっと笑顔を見せて。
"ごめん！"
"は、はい……？？"
"急にやな質問してごめんな！ 別にそこまでは思ってなかったけど、ハンビンさんが想像以上にナナのこと「大好き」でめちゃくちゃびっくりしたわ！ ハンビンさん顔だけじゃなく趣味も良いな！ ……じゃ、俺帰るから！ 次のレッスンでな〜。ナナもいるしセマネには期待してるからな〜"
"ええっ！？ あのっ、お疲れ様です……！！"
慌てて頭を下げる俺に、ミンジュンさんは背を向けたまま、ひらひらと手を振った。ナナがミンジュンさんに対して「なんでいつも急なんですか！」と眉をひそめてぷんぷん怒っている理由を、いま身を持って理解できた気がする。本当にミンジュンさんは急すぎる。見てる分には相手の反応も含め楽しいけれど、自分が体験すると本当に困るものだった。
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アップルパイ(プロフ) - Rさん» いつもありがとうございます！ 久しぶりの更新になってしまい申し訳ないです🥲 また早めに更新できるように頑張るのぜひ楽しみにしていただけたら幸いです……！🙇🏻♀️՞ (1月9日 10時) (
レス) id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
R - いつも楽しく読ませて頂いています！更新楽しみに待ってます！ (1月8日 2時) (レス) id: 0e71c92fc7 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - おーるいんさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！ そう言って貰えると更新する活力になります〜！ これからもソンハンビンくんたくさん出てくると思うので、楽しみにして貰えたら嬉しいです☺️ (12月9日 0時) (レス) id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
おーるいん - 忙しい中更新ありがとうございます！めちゃくちゃ大好きなお話で、毎回とっても楽しみに待ってます！ハンビンのストーリー多くて嬉しいです^_^ (12月3日 8時) (レス) @page13 id: 50f65acc84 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - abcdさん» ありがとうございます！ 展開がゆっくりな分、なるべく更新は早くできるように頑張ります！ これからも楽しんで頂けたら幸いです🙌 (12月2日 1時) (レス) @page14 id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アップルパイ | 作成日時：2023年11月28日 15時
