第十三話 ページ15
「ｯはァ……疲れたわ…」
私の肩に顎を預けながら文句を垂れるゾム先輩は頬に切り傷、制服には埃やらがついている。
端的に言うと、ゾム先輩は勝った。勝ったと言うか、戦いの途中で相手のチームメイトらしき人が連行していった。嵐のような人だったな…
あの人手から雷みたいなやつ出してたけど…私の髪を切ったのもあれなのかな
「でも良かったですねぇ、らっだぁさんが来ていなかったらお互い体力の限界が来るまで戦ってましたよ」
らっだぁさん、というのはあのシャオロン先輩を連れて行った人だろう。
青のニット帽に季節外れの赤いマフラーを身につけていて、穏やかな雰囲気の人だった。
「そうそう、知っているかもしれませんが一年二年三年でワッペンの色が違うんですよ」
ほら、と言っても胸ポケットについているワッペンを見せた。
デザインは変わらないけどワッペンを囲う色がエーミール先輩は緑、ゾム先輩は青、私は赤とそれぞれ違っている。
「三年生は緑、二年生は青、一年生は赤です。学年がわからない時はワッペンを見るといいですよ」
『わ、気づかなかった…ありがとうございます！てことはらっだぁさん、は先輩ってことですよね』
確か緑のワッペンだったはず
「そうですよ」
『あ〜…後でお礼言いたい…』
「ふふ、良ければお供しますよ。レクリエーションが終わった後に」
『ありがたいです…』
他愛もない話をしながらポイントを生徒会室に提出する。シャオロン先輩との戦いが思いの外長くて先輩と出会う前に手に入れたポイントしかない。
優勝は厳しいかな…
「あー、レクリエーション終了のお知らせです。全生徒体育館に戻ってください、繰り返します……」
『え、もう？』
「シャオロンさんに時間食われましたからね」
「は〜〜まじでアイツ、許さん」
少し悔しい、シャオロン先輩の邪魔がなかったら優勝できてたかもなぁなんて思いながら体育館へ向かう。
こうして一年生の初イベント、レクリエーションは幕を閉じた。
--------
とても中途半端になってしまって申し訳ないです…！！ネタが思い浮かばなくて文ぐちゃぐちゃになりました、レクリエーションはここで終わりになります、ぶつ切りですいません！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 867人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リトマス試験紙 - 最高に面白いです。頑張ってください！！！ (12月29日 5時) (
レス) id: 597af49ddb (このIDを非表示/違反報告)
汝(プロフ) - あっあああ!!めっちゃ好きです,,,♡ (9月6日 20時) (レス) id: fe2c1e07b2 (このIDを非表示/違反報告)
霙(プロフ) - もこさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです、励みになります。ゆっくりの更新にはなりますが次のお話も楽しんでいただけたらなと思います！ (8月5日 23時) (レス) id: c3d88da4d8 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私逆ハー大好物なので嬉しいです！この小説に出てくる実況者様達全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (8月4日 21時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
霙(プロフ) - にゃーちゃんさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてとても嬉しいです！徐々に色んな方を出して行きたいと思っていますので気長にお待ちくださいませ！ (7月14日 22時) (レス) id: c3d88da4d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霙 | 作成日時：2023年1月22日 23時
