白布くん大好き系女子 2

四十二話 ページ1

設定等は前作をご覧ください
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「誰と話してたの?」






『んー?ちょっとね』





太一がわざわざ呼びにきてくれました。これから帰るらしいです。







「教えてくれたっていいじゃん」







『察して?…全てを。察して』






「無理だし」








「オーイ、はやくしろー。



バスもうでるぞー」







山形さんが呼びかけてくれる。







『だって、急ごう太一』








「え、今?走るの?俺､疲れてんだけど」








『知らん』







太一が疲れてるとか知らないし｡







問答無用で太一の手を引っ張って走り出す。








「タンマタンマ！おいっ、……ああ足早いコイツ」








『ワハハハ、運動神経はいいからね!!』









「(それが少しでも脳ミソに行けばいいのに)」







『ゴール！！！！！』







「うるさい」




『ﾀﾞﾊﾞｧ』






白布君の愛(物理)いただきました。





すごく痛いです｡








「こっちは疲れてんだよ｡静かにして」








『はぁーい』









.









「賢二郎､賢二郎」







「はい…?」








「もしかして、さっき太一とAちゃんが手、繋いでるの見て嫉妬しちゃった?」ﾎﾞｿｯ








「………………別に。そんなんじゃないですよ」








「ほんとかなー?(溜めたなぁ。……これがツンデレか)」









「でも」





「…?」





「最近、あいつを見てるとちょっとモヤモヤすることはあります」









「それを惚れてるって言うの｡素直になれってば」








「惚れてないです!!……そうか。これはきっと胸やけ…!!」








「賢二郎､………疲れてるネ。休もうか」

四十三話→

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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• 全体運: ★★★☆☆

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