烏野に転校したアノ子は及川さんの多分彼女

７！ ページ8

岩泉side



ダン…！ダン…！


今、及川の野郎がサーブでボールをバウンドさせてるが・・・


ヒュッ・・・ダアアァアアン！！！


「ひっ」


「おいクソ川！！！手加減しろ！１年びびらしてんじゃねぇよ！！」





酷く機嫌が悪く、あの気持ちわりぃ笑顔すらみせねぇ。こいつがここまでキレてんの久しぶりだな









＿＿＿遡ること数十分前





「野上先輩、転校したんすよ？」





「・・・・・・は？なに言ってんの？金田一、つまんない冗談言ってると俺でもおこ「冗談じゃねぇよ」・・・岩ちゃん…？」



「てめぇ以外皆知ってんだよ」



周りを見渡す及川。皆がきまずそうにしてるのをみてやっとわかったのか目を見開いている


「だって、なんで彼氏の俺だけ知らないのさ！！！」



「あいつだって言おうとしてたよ。でもどっかの誰かさんは女はべらしてたから言うタイミング逃したんだろうがよ」


わざと挑発するように俺は言う



「どこ？！遠いの？！」




こんなに必死になるんだったらあんなにほったらかしにすんなよな

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