遊 び 放 題 な 大 倉 先 生 ７

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静「・・ずっと家にいるのもなんだし、外出ようかな。」





私は夕方、学生がまだ学校に行っている時間帯に家を出た。






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夕方といっても、夏の暑苦しい空気はジメジメして気持ちが悪い。







10分ほど町をあるいていたら、知らない道やお店、空き地があったりして




さっきまでの気持ち悪さが嘘のように、町探検を楽しんでいた時・・。






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「うわぁーん

　ままぁ、お姉ちゃーんｯ」





近くから女の子が泣いている声が聞こえてきた。





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静「誰だろう。」




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声を頼りに女の子の場所を探す。




近づくにつれ、声が大きくなっていった。







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静「あ・・。」






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女の子は、公園のベンチに座っていた。







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静「迷子？」





「う、うん・・。」






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最初は怯えていたようだったけれど、話していくにつれてだんだん仲良くなっていって。






「お姉さんの名前は？」






静「私は静香。

　キミは？」





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「あたしー？

　あたしは鳴海!!」






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これが鳴海との出会い。



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そのあとお姉ちゃんが鳴海のことを探しに来てくれた。







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「妹を助けて下さり、ありがとうございました!!」






この時迎えに来た鳴海のお姉ちゃんって、A・・アンタだよね？





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私、アンタの顔忘れてなかった。





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忠義と海に来ている時、また再開した。






「初めまして」ではなかったんだよ。







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