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52話:止められても ページ12

…此処は上の階、
下と同じ位の広さだ、誰も居ない。





『…それで、ロイドはルイさんを知っているのか?』

「あぁ、俺は此処に来た時、
案内役がルイさんだったんだ」

「え?そーなのー!?」





なんだ、ルイさんは俺の前がロイドさん担当だったんだな、これは知らなかったな。





「はい、アーラン様が私の一番最初に案内をしたのです、鏡咲が二番目でしたのでスムーズに案内ができました」

『ん?…あぁそうか』





へぇ、前にハルに案内人は一人三人まで案内役を勤めるって聞いたんだが、ルイさんはまだ二人なのか。





「…そんな事より…」





ロイドは神妙な顔付きになって、少しずつ話してくれた、あれから全員倒して逃げて、此処に辿り着いた事も。



そして



 









 









「この時計台の最上階に黒幕がいる、
立ち聞きして知ったんだ、

…ったく、ボス気取りかよ!」









 









そんはとてつもなく良いのか悪いのか分からない情報を上を見ながら嫌な顔で睨み付けた。





『……行こう』

「おい!」





何かを言おうとしたロイドにパッと手をかざし言葉を遮って喋る。





『…俺の«言霊»は何でもできる訳じやなかった…この戦争を止める力はなかった』

「なら尚更…」



『けど此処まで来れる位の«言霊»は使える
もうハルもルイさんも知ってるし…大丈夫、行かせてくれ』





こんなの下手したら死亡フラグっぽい台詞だが焦っているからこんな変な言葉になってしまったが、

ロイドはハルとルイさんの表情を見て、最後に俺を見て溜め息をちょっとつき





「…本当に大丈夫そうだな、
じゃー俺はとにかく変な白い服を倒しに行くわ」


『あんがと』





感謝して、上を見上げた。

53話:忠告と仲間→←51話:ある人と再開



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設定タグ:オリジナル , 男主 , 異名、二つ名   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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レイモンド - NEONさん» ん〜ネタが思い浮かばないので無理ッスすみません(苦笑)鳥肌立つ程喜んでくれて嬉しいです!ありがとうございました! (2018年4月29日 0時) (レス) id: 98b61a0dbf (このIDを非表示/違反報告)
NEON(プロフ) - すごく面白かったです鳥肌立ちました第2期的なものが無いかな~って一人で勝手に期待してます笑笑 (2018年4月24日 19時) (レス) id: d80e9cd58f (このIDを非表示/違反報告)
レイモンド - 白玄 朱龍さん» 遅くなってごめんね!でもネタが思い付かないんだよね、でも頑張るよ! (2018年1月25日 15時) (レス) id: 98b61a0dbf (このIDを非表示/違反報告)
白玄 朱龍 - 更新頑張ってください! (2018年1月21日 22時) (レス) id: 0a2a3cf454 (このIDを非表示/違反報告)
白玄 朱龍 - レイモンドさん!黒幕が子供か…あり得ない事があり得るから面白いんだね! (2018年1月21日 22時) (レス) id: 0a2a3cf454 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイモンド | 作成日時:2017年11月5日 21時

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