同期組の妹は性格が似てない【ヒロアカ】 (ページ37)

今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:64,804 hit

体育祭《以心伝心》ページ37

瀬呂「(あれ？なんか黙った)」

消太兄さんでもばらさねぇと思うぞ

マイク「(でも結局出席とる時名前呼ばれるじゃん。もうはっきりanswerしちゃおうぜ)」

『......わかった』

瀬呂「え？」

『お前のクラスの英語の担当プレゼントマイクは私の兄さんだ』

瀬呂「.....え？お兄ちゃん？」

マイク「YES！」

瀬呂「え！？マジで！」

『そんな驚くことねぇだろ』

瀬呂「いやだって......似てねぇ」

『よく言われる。あんま上の苗字で呼ぶなよ。兄さん自分の苗字割と気に入らないみたいだからな』

瀬呂「お....おう.....あ！言い忘れてた」

『ん？』

瀬呂「」ｷｼｭ

『！？』

両手を握ってきた。

瀬呂「無事で.....良かった」

『......は？』

瀬呂「敵襲来を止めてくれてありがとうと.....あの場にいたのに助けてあげられなくて.....ごめんね。ほんとごめん....」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

そんなことか。もういいってのに

『.....はぁー』ﾌｷﾌｷ

瀬呂「！？」

『私は助けたくて動いた迄だ。助けられなくてじゃないだろ。お前のところは黒モヤを対処してたんだろ？お前はA組の為に頑張ったんだ』

瀬呂「え？」

『まぁヒーローの『ヒ』の字も分かってねぇ私が行ったらダメだと思ったよ......この怪我は戒めだ』

瀬呂「......」

瀬呂はまだ下を向いてた。

『こんのバカが』ﾄﾞｶﾝ

瀬呂「いて」

『ったく！次の種目があるんだろ？そんなしょぼくれた顔してるとヒーローにスカウトされるもんもされねぇよ。もっとバシッとしろ』

瀬呂「！......そお.....だよな。悪ぃ」

瀬呂はそう言ってどっかへ行った。

瀬呂side

いやーそれにしても兄さんってマイク先生のことだったんだな......にしても

瀬呂「また背中を押されちまった.....俺、アイツのこと好きなのか？」

いやまぁそりゃ守ってやりてぇって何度も思ったよ！そりゃあ！......

瀬呂「やべー心臓バクバクして苦しい......マジでどうしたらいいんだよ.....」

瀬呂side終了

『.....さすがにゲンコツはまずかったか？』

マイク「まぁいいんじゃない？立ち直ってるっぽいし」

『.....そうか』

マイク「相変わらず相手の背中を押してやるのが上手いな。これなら教師になっても文句ねぇな」

『そうか......って聞いてたのか！？』

マイク「YES！」

まじか....聞いていないのかと思ってベラベラと........恥っず！！