炎竜使いは料理を教わる ページ9
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
ミード「いらっしゃ.....あ！カッちゃん！」
カキ「るっせぇ！クソナード！」
ミード「えー.....」
カキ「......あの石鹸まだあるか？」
ミード「あるよ！はいコレ」
カキ「ん」
ミード「カッちゃんあれは？」
カキ「ﾁｯおらよ」ﾌﾞﾝｯ
ｷｬｯﾁ
ミード「えへへ カッちゃんの住んでる火山の火山灰はよく作物が育つよ」
カキ「この灰がね.....」
俺はクソナードから何かを貰う時俺の火山から取れた火山灰を渡してる。畑の肥料にするらしい。本来ならコイツにやるのはごめんだが、
ミード「これでマスターに美味しい物を作れます」
Aが喜ぶから仕方なくコイツにやってる。俺は肉を焼くことしか出来ねぇからな
カキ「......」
ミード「え？なっ何？」
カキ「......クソナードの手はマスターを笑顔にするためにあるんだろ？」
ミード「うっうん」
カキ「.....俺もその手になりてぇ。どうすればなれる？」
ミード「へ！？」
ﾄﾞｻｧ
クソナードは火山灰が入った袋を落とした。
カキ「ぶえっくしゅ！！」
ミード「へくちっ！」
真っ黒だな
ミード「まさか......料理したことないの？」
カキ「まず掃除しろ......おう」
ミード「え？じゃあレッドやエリスのご飯はどうしてるの？」
カキ「ただ肉を焼いて食べさせてる」
ミード「焼くことは出来るんだね.......このままじゃ栄養不足になっちゃうよ。長生きさせたいならもっと野菜を食べさせないと！ライオンだってシマウマ食べる時、シマウマの胃の中の草をムシャムシャ食べるんだよ！」
カキ「......」
ミード「分かった！僕が指導してあげる！」
カキ「おう.......まず」
ミード「？」
カキ「掃除しねぇか？目に灰が入っていてぇ」
ミード「！」
やっと気づいたかこのろくでなし
ミード「あぁ〜！僕の店がぁ！掃除したばっかなのに......誰がこんな酷いことを！？」
ｶﾞﾌﾞﾂ←頭かじった
カキ「おめぇだよ！」ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ
ミード「そうでした.....」
カキ「ったく！貴重な灰を台無しにしやがって.....！」
ミード「ごめん。また埋め合わせするから....」
カキ「テメー今度無駄にしたら噴火口に縛り付けて灰かぶりにさせてやる」
ミード「ﾋｨｨｨシンデレラにはなりたくない」
in畑
ミード「ﾌｩｰ....気を取り直して料理を教えるね」
カキ「ん」
ｽﾎﾟﾝ
ミード「新鮮な野菜で作ったポトフは格別です」
炎竜使いは料理を教わる2→←雄英はいってみた《座敷わらしver.2》
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作者名：アマメ | 作成日時：2021年9月4日 14時
