没個性の魔法使い～鏡の世界の日常～ (ページ12)

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炎竜使いは料理を教わる4 ページ12

カキ「ダメだ」

レッド「なんで？」

カキ「アイツは人の姿でメシ作ってAを満足させた。許嫁に飯作るんならこの姿じゃなきゃダメなんだよ！」ｻｯｻｯ

ｼﾞｭｰ
ﾊｧﾊｧ
っつっても人型は竜型と違って熱さが感じやすい。

カキ「切った材料を全部入れてしんなりするまで炒める」

ｺﾞﾄｺﾞﾄｺﾞﾄ
カキ「.....」ｻｯｻｯ

レッド「重くねぇか？」

カキ「俺をなんだと思ってる？この世界のありとあらゆる猛獣やてめぇみたいなでかいドラゴンや魔法生物を育ててきた。餌の重さに比べたら重くねぇ！」

レッド「それでこそカキだ！」←毎食肉10kg食べてる

1時間炒めて

ｸﾝｸﾝ
レッド「いい匂い」ｼﾞｭﾙ

ｸﾞｲｸﾞｲｯ←木ベラ引っ張ってる
カキ「......」ﾍﾟﾛｯ

ﾑｸﾞﾑｸﾞ
カキ「ﾆﾋｯ完成だ」

味も絶妙な辛さとそして完璧な味

ｽｰ
ｺﾞｸｯ
ミード「ﾑｸﾞﾑｸﾞ......！？美味しい！味も完璧！」

カキ「当然だ」ﾄﾞﾔｧ

ﾄｸﾄｸﾄｸ
ミード「魔法瓶に入れて渡せば温かいまま食べられるよ。今お昼時だからきっとマスター喜ぶよ」ｷｭｯ

カキ「おう.....あんがとよ」

ミード「ﾌﾌｯ腐れ縁として当然のことをしたまでだよ」

カキ「黙ってろクソが！」

ｸﾞﾆｭｰ
久しぶりに来たけど変な本みたいなやつがズラっとあるな

ｸﾞﾆｭｰ
カキ「あ？」

レッド「カキ！俺も行くー！」

カキ「ダメだ！テメーは完全に人型になってねぇ！せめて竜人型になれ」

レッド「げぇ俺あれ苦手なんだけどなー......ｸﾞﾇﾇﾇﾇ」

ｸﾞﾆｬｸﾞﾆｬ
ﾎﾞﾌﾝ
レッド「これでいいか？」

カキ「....おう」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
ｶﾞﾗｧ
『さーておひ......る！？』

カキ「！」

『え！？なんでカキがここに！？それに横にいるのって......レッド！？』

上鳴「なんだなんだ？」
瀬呂「切島の親戚か？」
切島「いや違う」
麗日「カキくんや！」

レッド「A！カキがAに渡したい物があるって」

『え？』

ｽﾞｶｽﾞｶ
『ちっ近い.....』

カキ「......ん」

『へ？これを私に？』

カキ「」ｺｸ

ｷｭｯｷｭｯ
ｷｭﾎﾟ
ﾎﾜｰﾝ
『いい匂い〜。美味そ〜......もしかしてカキが作ったの？』

カキ「！わかるのか？俺が作ったって.....」

『手を見ればわかるよ。ありがと』

カキ「//////」

ｷﾞｭｩ〜
カキ「あ」

『ﾌﾌｯあっちで一緒に食べようか』

カキ「.....おう」