没個性の魔法使い4【ヒロアカ】 (ページ38)

今日:3 hit、昨日:16 hit、合計:31,907 hit

林間合宿《要はMP？》ページ38

『使い過ぎを注意？』

父「ゲームで言うMPみたいなもんだ。例えば父さんのMPが100だとすると一日100しか使えない。だから少ないMPで使うことを心掛けなさい」

なるほど......

『うん！わかった！』

母「私の話すことは.....いいニュースと悪いニュースどっちが聞きたい？」

『え？』

何それ？なんか怖い.....

『じっじゃあいいニュースから』

母「わかったわ。いいニュースの内容はね......新しい箒と杖が手に入るわ」

『え！？新しい箒と杖！？』

母「ええ」

新しい箒と杖か～

『悪いニュースは？』

母「魔力全開放した時それに耐えられなかったのか貴方の箒と杖が折れてしまったの」

『え！？』

父「バキってな」

『嘘でしょ......』

子供の頃から使ってたのに......

母「だから新しい箒と杖が手に入るのよ」

『どこで.....』

母「鏡の世界で自分に合った木を探して......」

『うん.....』

母「その合った木を使って杖と箒を作りなさい」

『え？自分で作るの？』

母「私物が壊れたら己で作るべし。母さん達もそうやってきたのよ。誰もあげるとは言ってないからね」

父「貰った杖は自分の魔力に合っていないからすぐに折れる。だから自分で作るんだ」

そっか.....自分で作るんだ.....

『あの一つ聞いていい？』

母「何？」

『お母さん達はどうやって魔法を特訓してたの？』

母「んー.......お母さんは植木鉢を持って自分の好きな花を思い浮かべて、その花を咲かせるの」

『やったことないけどできるかな？』

母「試してみなさい」

『わかった』

植木鉢で花を咲かせるか.....

父「父さんは水を球体にすることだ。これは自分の魔力の量を知ることもできる。球体が大きければ大きいほど魔力が多い」

『なるほど。まずは魔力の量を知らないと』

知っておかないといけないからね。

母「あなた、そろそろ」

父「あ！そうだな」

『え？』

母「またあなたの夢の中に出てきてちょっとづつ魔法を教えるから」

父「秋さんによろしくと言ってくれ」

母「それとAをここまで育ててくれてありがとうって言ってくれないかな？」

オ「......黒崎少女！」

『ﾊｯ』

ここは保健室？

オ「良かった.....ずっと寝てたぞ」

『私.....どうなったの？』

オ「体には異常はなかったが、倒れて、寝ていた。うなされていたが何があったんだ？」

『お母さんとお父さんに会って.....あの秋さんは？』