没個性の魔法使い4【ヒロアカ】 (ページ22)

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林間合宿《話し合い》ページ22

尾白「心理先生ってあんな感じだったっけ？」

『私に護身術教えてくれる時はあんな感じじゃないよ。まだ優しい方だよ。いつもは竹刀を持って指導するから』

切島「あれが優しい方なのか」

『.....そう言えば尾白くんはどうやって尻尾で攻撃してるの？』

尾白「あー俺はヒット＆アウェイを意識して、やってるって感じかな？」

『なるほど。ヒット＆アウェイを意識か......』

切島「でもなんでそんなこと？」

『ほら私って色んな生物に変身できるでしょ？』

尾白「まぁ」

『尻尾の使い方を教えて貰えるのは尾白くんが一番でしょ？』

尾白「！？」

切島「なるほど」

『尾白くんは努力家だから教えるのも上手かと思って.....』

尾白「俺は逆にAさんから教えてもらった方が多いけど....」

『え？私から？』

尾白「Aさんは特別戦でもすごい蹴りかましてたじゃん？」

『あ～アレ？』

尾白「あの蹴りを尻尾でやったらいいかもって」

確かに蹴りを尻尾で見立てたらすごい威力になるかも

切島「俺もAの戦闘スタイルはすごいって思うぜ！」

『そんなことないよ。全部秋さんが教えてくれたから』

秋「その教えたことを上手く使いこなせるのはAが頑張らないとマスターできないことよ」

『あ！秋さん』

秋「川で冷やしたスイカが冷えたから切ってきたの」

切島「おー！」

尾白「いいんですか？」

秋「ちゃんと全員分のスイカを持って来たから大丈夫よ」

スイカだ！でも全員分のスイカって結構高いんじゃ.....

『買ったんですか？』

秋「手伝ってくれた人がいるからね」ﾊﾟﾁ

もしかして！相澤先生かな？

『それではいただきます！』

ｼｬﾘ
甘い！

切島「」ﾌﾟｯﾌﾟｯ

『』ﾌﾟｯﾌﾟｯ

スイカの種って飛ばしやすいよね

『塩いる？』

切島「いる！」

スイカの甘さと塩のしょっぱさがいい。