検索窓
今日:4 hit、昨日:13 hit、合計:23,163 hit

第8話 ページ8

あれから一週間.....充実した学校生活だった。
元の世界の時間はストップしてるのかな?

蛍火「私、帰りちょっと遅くなるね」

『どっか行くん?』

蛍火「ちょっと京都まで」

自転車を初めてから遠くまで回すようになった。

『遅くなるんやったら連絡してね』

蛍火「わかった」







蛍火side

やっぱりすごい!このデ・ローザ!小さいけど走りやすい!帰りに八ツ橋買って帰ろうかな?
そういえば、雄英高校に入ってからあんまりスポーツとかしてなかったなぁー

蛍火「あれ?」

ライトが落ちていた。電池無くなったのかな?そばには自転車が倒れていた。よく見てみるとしっかり手入れされて綺麗だった。デ・ローザだ!

蛍火「持ち主がいるのか.....な!?」

いた。倒れてる!もしかして落車!?しかもデカい!
私は急いで降り、

蛍火「あの....大丈夫ですか?」

?「.....大丈夫や」

喋った!よく見てみると瀬呂くんに似てる!

蛍火「立てる?」

?「....足痛い」

蛍火「擦りむいてる。待ってて」

私はボトルを取りに行き、

蛍火「ちょっと染みるけど我慢してね」バシャ

ボトルの水を擦りむいてる場所にかけ、

蛍火「これしかなくてごめんね」キュッ

ハンカチで結んだ。

蛍火「これで大丈夫!」

?「.....お」

蛍火「?」

?「おおきに....」

蛍火「大したことないよ.....あのデ・ローザって君の?」

?「...せや」

蛍火「落車していたけど、手入れが行き届いて綺麗だったよ」

?「ピッ!?」

瀬呂くんと違って人見知りなのかな?口数が少ないし.....

蛍火「私もデ・ローザなんだ」

?「!」

蛍火「同じ自転車に乗って嬉しいな。えっと.....」

?「....御堂筋....翔」

蛍火「御堂筋くんだね。私は、東間蛍火」

御堂筋「ほのかァ?」

蛍火「蛍の火で蛍火。四つ子だから名前で呼んで欲しいな....」

御堂筋「......お前キモい」

蛍火「えぇ!?」

キモいか.....確かに初対面でグイグイ話しかけるのってキモいよね.....

御堂筋「ボクのことは『翔』でえぇ」

蛍火「翔くんはオールラウンダーでしょ?」

御堂筋「せやけど.....なんでわかったん?」

蛍火「そりゃあ.....足を見ればわかるよ。私なんかスプリンターだから羨ましい」

御堂筋「.....」

あ!もうこんな時間!八ツ橋は諦めて帰ろう!
暗くなる前に......そういえば翔くんのライトの電池無くなってたよね......

蛍火「はいコレ」ジャラ

電池を渡した。

第9話→←第7話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
設定タグ:弱虫ペダル , 原作沿い , 鳴子
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アマメ - みーさん» それぞれのオチは考えてはいます (2020年6月27日 20時) (レス) id: 4999e7dba5 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - これは恋愛要素もあるんですか? (2020年6月27日 19時) (レス) id: 6debe048ed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アマメ | 作成日時:2020年6月25日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。