ヒーローの義娘はトリップして四つ子になった！【ヒロアカ】【弱虫ペダル】

第45話 ページ45

芽久「これがウチなりの強さの秘密だ」

黒田「強い者は.....敗者を経験している....」

倖雪「芽久！」

芽久「お！」

倖雪「パワーバー食うか？」

芽久「あんがと」

倖雪「黒田さんも」

黒田「え！？あの俺は....」

ｸﾞｰ
芽久「食べた方がいいですよ」

黒田「.....どうも」

芽久「さて....そろそろ帰るか。帰りなんか甘いもん買って帰ろうぜ」

倖雪「そうだな」

芽久「じゃあ」

ｷﾞｭﾝ
ったく！靖友も先輩になってんだから後輩に教えろよ！

黒田「芽久さん！！ありがとうございました！！」

頭下げてデカい声で言った。

倖雪「後輩ができたみたいだな」

芽久「後輩じゃねぇよ。先輩だ」

帰り何買お。


蛍火side

居候のOKが貰えて来年から翔くんと住むことになった。

蛍火「相変わらず速いなぁ」

京都あらしやま自転車パーク

蛍火「今日も来てる」

水色の髪に眼鏡を掛け、本を読んでいる人。岸神くん。名札が着いてるから分かった。

蛍火「翔くん！お疲れ様！」

御堂筋「うん.....今日も来とる」

蛍火「うん。本を見ている様子に見えない。なんか翔くんの足をじっと見てる感じなんだ....」

御堂筋「ふーん.....キミィ」

岸神「」ﾋﾞｸ

御堂筋「昨日も来とったね.....その前の週も」

岸神「あっ....ひっ陽当たりがいいので....ここ。本を読むには絶好の....あ....やっ....」

蛍火「でもさっきから1ページもめくってないよ」

岸神「ひっ」

蛍火「気分悪い？大丈夫？」

岸神「やっあの.....」

御堂筋「ロードレース....好きなん？」

岸神「やっ ロードレースじゃなくて.....にく..あっ 何でもありません.....これを言うと皆さん引いてしまうので.....気に障ったのでしたら謝ります！すいません！」

御堂筋「.....べつに」

岸神「失礼します！か 帰ります！本読み終えたので.....」ﾀｯ

行っちゃった......
にく？筋肉の事かな？

御堂筋「ボクなんか悪いこと言ったか？」

蛍火「言ってないよ。純粋に質問したから」

御堂筋「.....」

またあったら聞いてみよ。









別の日

ｻﾞｧｰ
蛍火「雨か.....また来てる......」

私のデローザも走りたいって言ってる。

岸神「あ....あの」

蛍火「ん？」

こっちから話しかけられた。フェンス越しに.....

岸神「ボク 岸神っていいます。えと...ロードレースは雨でもやるんですか？」

唐突に質問.....

蛍火「今日雨だよ」

岸神「え？」

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