猫耳クロス

抗う ページ11

キラ「じゃあ、レッツゴー」


*キラー先輩は試しにじゃらしを
クロス君の目の前で振ってみた


クロ「…ぅぅ…」←追わない様に必死

マダ「そういう振り方じゃダメだ」←じゃらし奪い取り


キラ「ちょ、ちょっと…もー」


マダ「こうだろ」← ∞ 描くように振る


クロ「･･･ッ･･･」←やや追いそうになったが我慢
( 今すぐ手を伸ばしたいし･･･あ、遊びたい･･･ｸｿｯ！)


*クロス君は必死に(誘惑)の振りに耐えている･･･


　すると、それを見ていたナイトメア先輩が･･･



メア「届きそうで届かないぐらいの距離で振ってみたらどうだ?」

ホラ「届きそうで届かない??」きょとん

メア「ああ･･･掴めない感じだな妙に」


キラ&マダ「「なるほどね」」


クロ「･･･!?...」

キラ「 じゃあこんな感じ〜?」←言われたように振ってる

クロ「 ･･･うー･･･。」←眼を閉じた
(駄目だ！あの振り見てたら追ってしまう･･･！！)


マダ「あ、おい、眼を閉じるな！」

キラ「分からないでしょ〜?」

ホラ「 眼ぇ 開けてくれよ 」


クロ「 ･･････ 」←首ふる


メア「おい、お前らちょっと集合だ」ﾎﾞｿｯ

キラ&ホラ&マダ「「 ok 」」ﾎﾞｿｯ



メア「 このままじゃらちがあかない最終手段に移す。」ﾎﾞｿｯ

キラ「フード取るんだね」ﾆｺｯ

マダ「ついでに服の下も見てみるか」

ホラ「耳･･･」


クロ「・・?････」
(まだ眼を閉じていよう････)


*クロス君が眼を必死に閉じていると
真横からキラー先輩が････


キラ「 ク〜ロ〜ス君 」←相手の肩にソッと手を置く

クロ「････ッ?!」←ビックリ

キラ「フード取っていい?」

クロ「だ、ダメです！！」←振り返った

メア「まぁまぁ、そう言うな････」←クロス君触手で拘束


クロ「え、････あのちょっとっ････！！」←身動き取れない

マダ「取るだけだから大人しくしてろよ?」にやぁ


クロ「ダメです････全然に････」フルフル

メア「そんな硬いこと言うな･･･」ﾆﾖﾆﾖ


ーガチャ(扉が開く音)


エラ「おい、クロス･･･猫耳フード出来だぞって･･･
　 お前ら一体何してるんだ･･･?」←唖然


クロ「 え、エラー先輩ッ･･･！！」

エラ「?!」←あ、やべって顔


メア&ホラ&キラ&マダ「「 は? 猫耳フード?! 」」←揃った


エラ「(災厄なタイミングに来ちまった･･･)」

ついにバレた･･･→←小言

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