猫耳クロス

猫語が分る(?) ページ49

*クロス君は外を眺めている。


クロ「ん…、」


お外には野良猫が1匹いる。



野良「何だよ」

クロ「ん…?」

野良「は？」

クロ「え…??」


※暫くクロス君と野良猫の会話をお楽しみ下さい
　( 因みに他の先輩達には猫語は分かりません )


野良「…？え話分かるの？？」

クロ「え…分かります。」

野良「ええw 骨なのに…？」←窓の近くによる

クロ「一応･･･」

野良「骨なのに猫耳なんて可笑しい猫だなー」毛繕いしつつ

クロ「よく言われます…」

野良「飼い猫？？」

クロ「いえ…違います。」

野良「住んでるの？？」

クロ「先輩達と…」

野良「へー」

クロ「はい･･･」


―――キッチンに居る先輩達


メア「マーダー現象が起きてる」

マダ「なんで俺なんだよ」

キラ「幻聴野郎だから」

キラ「いつもぶつぶつ喋ってるじゃん」

マダ「は？」



エラ「幻聴って怖いな…」

ホラ「…あいつ何してるんだ…？」

メア「一人でぶつぶつ喋ってる…」

キラ「ついに幻聴が移ったんだよ」

マダ「は？俺のせいにするな 茶麦」

キラ「え？君以外にいないでしょ？？」



マダ「あ？」

キラ「え？」


メア「おいお前ら喧嘩はそこまでにしろ」

ホラ「…うるせぇ…」


――リビングにて


クロ「野良って楽しんですかそもそも」

野良「変な事聞くね、楽しいよ意外と」

クロ「危険にゃいんですか…」

野良「あるよ」

クロ「それでも楽しんですか…」

野良「楽しいよ、気儘に散歩 気儘に昼寝」

クロ「えぇ…」

野良「あーでも･･･、たまに引かれそうになるかな」

クロ「車にですか…」

野良「うん」


クロ「(野良猫も結構危険がいっぱいだにゃ…)」



野良「あ…じゃねー」←何処かへ

クロ「は…はい･･･」


先輩達「「 (もしかしてあいつ猫と喋ってたのか…？？ ) 」」


クロ「…？」きょとん


キラ「なんでもないよ」

マダ「何でもないぜ」

エラ「なんでもない」

メア「日向ぼっこか？」

ホラ「・・・？」



クロ「え…いえ、猫と喋ってただけです…」


先輩達「「( やっぱり… )」」


クロ「…？…」


*この後クロス君はまた違う野良猫とお喋りしてたらしい。

続編へ！→←そわそわ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す