ペットって何だったけ。 三

秘密〜 ページ4

「えー？秘密なの？」

イン「みー」

親友「教えて」

イン「にゃー」


「そっか、･･･あ、お茶飲む？」
私は彼らの前にお茶を置く。


イン「にゃ？」

エラ「？」

クロ「みー？」

親友「お茶よ、熱いから冷まして飲むのよ」

「火傷しちゃうからね」


イン「 みー、･･･っ！ 」
彼は淵に口を付けると耳と尻尾を立てた。

エラ「・・・。」

クロ「にゃ･･･？」

「インクくん、大丈夫･･･？」

親友「火傷してない…？平気･･･？」

イン「にゃ、にゃぁ…」
彼はニコッと笑う。

「なら、良かったわ」

親友「良かったぁ、火傷してなくって…」

エラ「(あいつ聞いた傍から忘れてるな…。)」


クロ「 ･･･みっ！ 」
彼はフーフーしてから飲んだが舌が触れた様だ。


「く、クロスくん･･･大丈夫･･･？？」

クロ「にゃ、にゃ」
彼は苦笑いしつつお茶を冷まし始めた。

親友「(可愛いなぁ・・・。)」

エラ「にゃぁ…。」
彼はきちんと冷ましながら飲んでいる。


「エラーくんは‥しっかり者ね」
(可愛いなぁ…ちゃんとしてて…)

親友「ねー」

エラ「 ･･･？ 」

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