ペットって何だったけ。

洗う ページ47

「さてと、･･･まずは･･･」

イン「みー。」

「お耳には泡入らない様に洗ってあげるからね」

イン「みゅ。」

「まあ、小さしい…すぐに終わるから大丈夫よ。」
私は彼の身体を洗いつつそう言う

イン「にゃー…」



―洗い終わり。




イン「にゃーにゃー…」
彼は直ぐに出たいらしい。

「はいはい、ちゃんと拭いてから出ようね…」

イン「にゃぁ〜」
彼は逃げる。

「こらこら･･･、逃げちゃだめだよ〜」
タオルで捕まえつつ 彼を拭く。

イン「みゅぅ〜」

「風邪引いちゃうからね」

イン「・・・んみゃァ…」

「さ、拭き終わったよ〜」

イン「みゃぁ〜」
彼は再び全力で逃げる。

「ちょっ、ちょっと…、インクくん･･･？」
何も着てない状態の彼を小走りで追い掛ける。


―とことこ。



イン「…♪」
彼はストーブの前にいる。

「出た後、少し寒かった…？お洋服着よう･･･？」

イン「み、みー…」

「ここで着ていいわよ…？」
彼にお洋服を渡す。

イン「 ！ 」
彼は受取ると着替え始めた。

「ん」
(可愛い…)

イン「・・・？」

「こっちの事よ〜、気にしないで。」

イン「みー。」
彼は再びお着替えを再開した。


「(さて、彼を寝かしつけたら…明日の準備しないと。)」

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