ペットって何だったけ。

見る。 ページ36

イン「(まさかクロスまで･･・)」

「･･・どうしたの?」

イン「みー、み。」

「そう、あ･･・そういえばね。」

イン「･･・み?」

「今日会社に向かう最中に黒っぽい動物轢きそうになちゃって。」

イン「み?、みゅー・・・?」

「うん、･･・雨でよく見えなかったんだけど･･・ね。」

イン「みゅー･･・ん。」
彼は悩み始めた。

「もしかしたら･･・私が轢きそうになった動物もインクくんのお友達説･･･?」

イン「にゃ･･・。」
(黒っぽい動物･･・エラーかな?)

「お友達だったら、今度その道もう一回通って居ないか確認するね」

イン「みゃあ」

「インクくんは可愛いな〜･･・。」
撫で撫でと彼の頭を撫でる。

イン「みー･･・♪」

「(本当にソウルレスとは思えない。)」

イン「...?」

「なんでもないよ、･･・何しようか?」

イン「みー･･・、にゃにゃ！」

「かくれんぼ･･･?」

イン「みゅうっ！」
彼は元気よく頷いた。

「良いわよ！私が鬼でいい・・・?」

イン「にゃ！」

「よーし、じゃあ10数えるから隠れてね〜?1、2･･・」
私は眼を閉じ 数え始める。



ーとてとて。




イン「 み･･・。」
(ここに隠れよう！)

「9、10･･・もー、いいかい?」

イン「みゃあ〜！」

「よし、探すぞ〜」

かくれんぼ。→←原因。

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