ペットって何だったけ。

悪戯 ページ18

「インクくん〜･･・?」

イン「み、みぃ…」
彼は咄嗟に耳を下に垂らす

「悪戯はしちゃダメだよ･･･?。」

イン「みー・・・。」

「ま、私も悪いかもしれないけど･･・次からは紙に書こうね?」

イン「みー！」

「良い子ね。」
ソッと彼の頭を撫でる

イン「みー♪」


*ぷるるるっ･･・




イン「み?」

「ん?、誰かしら。」
スマホを取り出すと「会社」からだった。

イン「み、みー?」

「ちょっと待っててね?」

イン「み〜！」

「良い子ね･･･、
　はい、もしも･･･? 」


ー通話中ー



『いちごミルクちゃん今来れるかな?』

「今ですか?」

『あぁ、今』

「良いですよ、それで。」

『今度のミーティングの資料について少し』

「分かりました、すぐにそちらに伺いますね、でわ」

ー･･・



イン「みー?、みみっ。」

「ごめんね、･･・ちょっとお出かけしてくるね?」

イン「みー・・・みー・・・。」
彼はボールを差しのべる。

「う、ごめんね。直ぐに行かないと行けないから良い子でお留守番しててね?」

イン「みー･･・み。」

「..行かないと、・・・ほいっ」
私はボールをなるべく遠くに投げる

イン「みゅっ、みー！」
安定のほか 彼もそのあとを追う。


「(今のうちに･･・ごめんね。行ってきます。)」
私は気付かれない様に家を出る。



※しかしこれがあんな事になるなんて。

黒い動物(?)→←お仕事の妨害。

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