クロス君(その後~2)

起きない ページ44

ーあれから一時間が経過した･･・



クロ「･･・、ナイトメア先輩さん･･･?」
片手でどうにかゆさゆさしてみる。

メア「 後･･・五分･･・、Zzz.. 」

クロ「延長はダメですよ･･・、
インクさんも心配してるんですから。」

メア「クロス、お前は･･・俺より小筆が優先か。」
まだ眠そうな声で彼はそう言う。

クロ「い、いえ・・・そう言うわけでは･･・。」

メア「ならまだ良いだろ･･・。」
抱きつき直すと再び眠りについた。


･･・。



クロ「(ナイトメア先輩さん･･・寂しいんですね。)」

メア「zzz」

クロ「(確かに俺はお家では引っ張りだこですよ･･・。)」


ナイトメアせ、･･・ナイトメアともそこそこ
毎日のようにイチャイチャしてるわけではないですし。

まあ･･・ナイトメアが一緒に居たいと言うのなら、
今日だけは･･・許しますか。


クロ「･･・インクさん申し訳ないです。」
俺は小さくそう言った。

メア「(いわなくっても俺の気持ち分かるんだな。)」

クロ「....インクさんに、メール再度送っとかない･･・。」
俺は空いている片手でインクさんにメールを送った。


(件名:「今日は先輩さんと一緒に居ます。」と送った)



クロ「これでよしと･･・、さて寝ましょう。」
俺は再びゆっくり眼を閉じた。

その頃。→←寝れない

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