クロス君(その後~2)

寝れない ページ43

クロ「・･･・触手が。」
ふと、目をやるとがっちり触手が巻き付いている。

メア「Zzz...」

クロ「(これじゃあ眠れないです。)」

メア「..Zzz...Zzz...」

クロ「(ナイトメア先輩さんは安心しきった様子ですね。)」


どれだけ俺と離れたくないんですか･･・。
それと俺が抱き枕(?)だと悪夢を見ないでしょうか。

そうなると･･・ここまでがっちり巻き付いている
理由もわかりますね。


メア「...zzz...」

クロ「(先輩さん寝ていればここまで大人しそうに見えるのに。)」

メア「....ﾝｯ、...Zzzz...」

クロ「･･・。」
(本気で寝ているんですね。)

メア「(....こいつ俺の事可愛いと思ってるのか。)」
俺は実のところ寝たふりをしつつ思考を読んでいた。

クロ「･･・寝ましょう。」
俺はゆっくり目を閉じた。

メア「(つれねえな。)」



〜3分後〜



クロ「･･・インクさんから、メールが。」
俺はやはり眠れず目が覚めてしまった。


(メール内容・インク「遅いよ！？」)とかかれている。


クロ「ええと「後30分程お待ちください」と。」
俺はささっと入力し 返事を送った。

メア「Zzz...zzz..」

クロ「(この調子じゃ起きるのはお昼過ぎでしょうかね。)」

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