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夢を見た。それは昨日の出来事を思い出すような夢だった。寒い寒い、冬の夜…シャオロンに後ろから抱きしめられる夢だった。
私は泣いていた。泣きながら何かを伝えていたがそれがなんなのかは分からない。夢の中の私はいろいろな感情が混ざり合っていてひどく醜い顔をしていた。それでも、シャオロンは耳元で優しく笑っていた。
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「………意識しすぎでしょ、」
ごしごしと水で顔を洗いながら私は昨日起きた出来事とその夢を思い出していた。まるで彼に恋をしているかのような錯覚、…胸の高まりのせいで朝早くから目が覚めてしまっていたのだ。
自身でいけないと思い、気を引き締めるために走り込みでもするかと外に出る。
ひんやりと冬の風が肌にまとわりついて、ぶるりと体を震えさせた。ぼんやりとどこか柔らかい太陽に目を眩ませていれば突然後ろから肩をぽんっと叩かれた。
「えっ」
「驚きすぎやろ。おはようさん、今日は早いな」
「しゃ、しゃおろん…！？」
夢と、昨日の出来事がフラッシュバックのように頭を過ぎる。鼻についた彼の匂いがすぐそこにあって、無意識のうちに視線を逸らして、顔に熱を集めてしまった。
「どうしたん…熱でもあるんか？」
おでこに触れようと手を伸ばす彼の手を必死にガードするがその行動を怪しんだシャオロンはますます距離を縮めてくるからどうしようもない。
「ちかいって！ 別に熱はないから！」
「だっておかしいやろ。顔真っ赤やで？もう外は寒いし風邪引いてもおかしくない。逃げんと観念せえ！」
「だから、ちかいって！ 昨日こと思い出しただけ！！………だから、」
つい咄嗟に言葉にしていた言葉。ばっと口元を隠すがもう遅い。恐る恐る彼の顔を見上げれば、彼もまた私と同じぐらいに顔を真っ赤にしていた。
「…す、すまん…」
「い、いえ…」
昨日の夜の再来だ。どちらからともなく目を逸らして、天気がいいだの、朝ごはんはなんだの関係なく続かない話をする。
「あの、シャオロン」
「ん？」
「…きょ、今日は何をすればいいかな！？」
紛らわせるように紡いだ言葉は想像以上に大きくて彼はびくりと肩を跳ねさせる。そして私の緊張を感じてか、ゆるりと口元を緩めた彼は「今日はお勉強やで」と晴天のように笑った。
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有馬(プロフ) - 大根おろしさん» お手数おかけしまして申し訳ありません。 (2020年10月15日 17時) (
レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
大根おろし(プロフ) - 有馬さん» あー、多分バグですかね？まだ立ってますねぇ (2020年10月15日 17時) (レス) id: 105c081382 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 大根おろしさん» 初めまして、報告ありがとうございます。初めに外していて何度も確認しているのですが……もしかしたらバグか何かだと思われるのですが、まだ立っていますかね？ (2020年10月15日 16時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
大根おろし(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ（小声） (2020年10月15日 5時) (レス) id: 105c081382 (このIDを非表示/違反報告)
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