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コネシマさんは笑いながらも目にハイライトはなかった。どこか私を品定めするかのような視線から逃げたくなり、思わず一歩下がってしまう。
「……受け身も取れん、殺気には気付かん。手のひらも柔らかい。」
私の手を取った右手を揺らしてコネシマさんが呟く。
「毎度思うんですけど他に確認の方法なかったんすか」
「これが一番手っ取り早いやろ。瞬時の反応に演技は出来へんしな」
「あー、ほら見てくださいよ。あの人縮こまってますやん。まぁ確かに…」
「A、コネシマさんはデリカシーない人やからこれからは簡単に近づくんやないで？」
ショッピさんの声を遮ったチーノさんが土埃で汚れた背中を払ってくれる。ありがとうございます、と礼を言いながら二人を見るといつの間にやら、殴り合いが始まっていて驚く。たった一瞬でどうしてこうなってしまったのか…昨日の朝も確か乱闘が起こっていたなぁと現実逃避しているとチーノさんが乾いた笑いを浮かべて「すまんな、俺ら内ゲバ大好きやから」と声を落とす。
「うち、げば……？」
「身内でやりあうってことや。一種のコミュニケーションやねん。気にしたら負けやしこの二人は置いとって、早よ行こ」
「いいんですか？」
「おん」
楽しそうに鼻歌を鳴らして彼は足取り軽く進んでいく。彼が向かった先には、第二機動部隊隊長のシャオロンの姿もあり、隊服に身を包んだ彼が手を振っていた。
「今日はオレらの訓練見とってな」
そうして、訓練が始まる。太陽のまだ傾いている中始まった訓練。同じ隊服を身に纏った彼らがさまざまな障害を駆けていく。
チーノさんやショッピさん、コネシマさんも苦戦する中シャオロンさんだけはすらすらと障害を超えていっており一番目立っていた。
そんな彼を見ていると、一瞬ピリと頭が痛む。その痛みとともに流れてくる映像。え、と思った時にはそれは何事もなかったかのように薄れてしまった。思い出したくても思い出せない。
私は頭を押さえながらまた彼に視線を戻した。
素早く軽い身のこなしと周りへの気配り。軍隊についての知識など頭のどこにも見当たらないがそれでも、彼が優れた部隊長であることは伝わってくる。
「……すごいな」
純粋にすごい、と思った。本当に彼はすごいのだ。眩しくて輝いていて、それでいて遠い。そんな人物なのに私と目が合えば友人のように微笑んでくれる。
冬の太陽は遠いはずなのに、今日はやけに太陽の日差しが眩しかった。
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有馬(プロフ) - 大根おろしさん» お手数おかけしまして申し訳ありません。 (2020年10月15日 17時) (
レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
大根おろし(プロフ) - 有馬さん» あー、多分バグですかね？まだ立ってますねぇ (2020年10月15日 17時) (レス) id: 105c081382 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 大根おろしさん» 初めまして、報告ありがとうございます。初めに外していて何度も確認しているのですが……もしかしたらバグか何かだと思われるのですが、まだ立っていますかね？ (2020年10月15日 16時) (レス) id: adf3e71480 (このIDを非表示/違反報告)
大根おろし(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ（小声） (2020年10月15日 5時) (レス) id: 105c081382 (このIDを非表示/違反報告)
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