みやだてさんち の ふたごちゃん

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Red




青「１ばんは、Aといっしょなこと！

　いっしょにおとまりできたの、たのしかった！」




恥ずかしがりやの翔太が手を挙げたことに




ビックリして、Aと一緒ってことが




翔太らしくてすごく嬉しくなった。




桃「Aちゃんは初めてだったもんね！」




青「うん！

　Aもね、たのしかったって！」




桃「そっかそっか〜！

　Aちゃんが寝てるから

　代わりにお話してくれたんだね。ありがとう！」




青「Aのことはなんでもわかるもん！」




そう誇らしげに言った翔太がパッと俺を見る。




俺は親指を立ててグーサイン。




翔太も同じようにグーサインをして




隣で寝てるAの頭をぽんぽんなでた。




妹想いのいい子で、パパは泣いちゃいそうだよ。笑




みんなの発表が終わると、これで解散。




でも、俺はAの様子を詳しく聞くために




辰哉に翔太をお願いして教室に残る。





赤「本当にありがとうございました！」




桃「いやぁ、よかったです！

　Aちゃんが参加できて！」




ニコニコの佐久間先生と阿部先生。




阿部先生とAのだっこを代わって




ほっぺをなでる。




緑「お風呂までは表情が硬かったんですけど

　泣くことはなかったんです。

　でもやっぱり、寝る時に不安に

　なっちゃったみたいですね…。

　すみません、力が及ばず…」




赤「いえいえ、そんな！

　先生方には本当に感謝しています」

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