みやだてさんち の ふたごちゃん ２

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Red




クリスマスイブを明日に控えた12月23日。




*「んふふっ」




赤「A、よっぽど気に入ったんだね？」




リビングに飾ってあるクリスマスツリーを見て、




ニコニコしてるA。




オーナメントを触ってみたり、




口に入れそうになったり。笑




赤「お口に入れないよ。笑

　明日はクリスマスイブだね。

　プレゼント、喜んでくれるといいなぁ」




あぐらをかいて、そこにAを座らせる。




Aへのプレゼントは、




翔太が言ってたビーズクッションにした。




翔太が選ぶものは絶対にAが気に入るからね。




赤「あとは翔太だ…」




ちょこちょこ探りを入れてるんだけど




絶対に教えてくれない翔太。




でも、お手紙書いたって言ってたんだよね。




どこにあるんだろ…。




そんなことを考えてると、




Aがもぞもぞ動き始めた。




赤「ん？Aー？」




俺から離れたAは




ツリーの下に手を突っ込んだ。




赤「えっ、ちくちくしちゃうよ。…ん？」




ぷにぷにの手が傷ついたら大変、と




Aを抱き寄せると、その手には紙が握られてた。




赤「これって…」

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