１−１＊〔紫・青・黒〕 ページ1
--
辰哉(26)
長男
翔太(15)
次男
自閉症と知的障害をあわせもつ
蓮(13)
三男
--
tatsuya
辰「こんにちは〜」
仕事帰り、翔太を迎えに放デイに。
「こんにちは！少々お待ちくださいね〜」
辰「あ。おかえり、翔太」
支援員さんに連れられてやってきた翔太は
ねむいのか、目をぐしぐしこすってる。
辰「寝てました？笑」
「はい。笑
おやつのあとはぐっすりでした」
辰「やっぱり。笑
翔太？おうち帰るよ」
支援員さんの持ってくれてたリュックを受け取って
翔太に背負わせる。
いつもは嫌がるけど、
ねむくてそれどころじゃないみたい。笑
辰「ありがとうございました〜」
「はーい！翔太くん、また明日！」
辰「ほら翔太、タッチ！」
翔「…ん〜」
ゆる〜くタッチした翔太の手を引いて
車を停めてる駐車場に向かう。
翔「んぅっ」
辰「もうちょっとだよ。
車見えるでしょ？」
その途中、ねむさが限界に達したのか
車の目の前で座り込む翔太。
辰「翔太さ〜ん」
隣にしゃがむけど、ふいっと視線を逸らされる。
辰「蓮がおうちで待ってるよ？」
翔「！」
大好きな弟の名前を出すと、
すぐに立ちあがった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆず(プロフ) - サンリオさん» コメントありがとうございます！いつも通りの不定期更新ですが、楽しんでいただけると嬉しいです！ (2021年1月15日 21時) (
レス) id: 5c47aca7cb (このIDを非表示/違反報告)
サンリオ(プロフ) - 新作嬉しいです。続き楽しみにしています (2021年1月14日 8時) (レス) id: 635264818a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆず
| 作成日時：2021年1月12日 22時
