4−3 ページ25
ryota
辰哉と蓮がトイレから戻ってきたら
朝ごはんスタート。
俺のいただきますの声で手を合わせた辰哉は
目の前に置かれたスープに指を突っ込んで
温度の確認。笑
それをやるってわかってるから
辰哉の分は冷ましてから並べてる。
飲める温度だってわかると、
こくこくのどを鳴らして一気飲み。
次は、隣にあるサンドイッチ。
食べやすいように1口サイズに切ってあるけど
具が多めだからぽろぽろ落ちちゃってる。
涼「ちょっと食べにくかったね?」
パジャマに落ちちゃった具を回収しながら
そう声をかけるけど、
食べることに夢中な辰哉は無反応。
自分が作ったものをこんなに一生懸命
食べてもらえるのって、幸せなことだよね。
蓮「んっ!これうまぁ!」
涼「おっ、ありがと。
いつもと違うものを入れたんだけど
何かわかる?」
蓮「えっ、なんだろ?
…なんかわかんないけど、めっちゃうまい!」
涼「嬉しいよ、ありがとう。笑」
辰「……うまぁ」
目をキラキラ輝かせて言ってくれる蓮と話してると
辰哉がぽつりとつぶやいた。
ニコニコしてるから、
きっと意味がわかって言ってるんだ。
朝から発語があるなんて、今日は調子が良さそう。
1122人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆず(プロフ) - サンリオさん» コメントありがとうございます!いつも通りの不定期更新ですが、楽しんでいただけると嬉しいです! (2021年1月15日 21時) (レス) id: 5c47aca7cb (このIDを非表示/違反報告)
サンリオ(プロフ) - 新作嬉しいです。続き楽しみにしています (2021年1月14日 8時) (レス) id: 635264818a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆず | 作成日時:2021年1月12日 22時