ごめんね３ ページ33
kazunari
和「泣いたってダメだから！
なんで約束守れないの！」
雅「うわぁ〜んっ！ぎゃあぁ〜っ！」
ただ泣くだけだった雅紀が家の中を走り回り始めた。
やってしまった。
パニックになっちゃった。
もとはと言えば雅紀が悪いけど、
このままにしておくと怪我するだろうから
はやく落ち着かせないと。
和「雅紀、まーさーきー」
走り回る雅紀の進路を予測して回り込み
雅紀のほっぺを両手で包み込む。
雅「ぎゃあぁ〜っ…うぅ……うぁ〜んっ」
昔から、ほっぺを触られると落ち着く雅紀。
ほっぺをなでながらソファーに座らせる。
雅「うぁ〜…うぅ〜…」
俺のほっぺを包み込む手に触ってきた雅紀。
雅「……うぅ〜…」
和「えらいえらい、落ち着いてきたね」
背中をなでながら落ち着かせていると
雅紀が口を開いた。
雅「…ぐすっ……っこーひー」
和「ん？コーヒー？」
雅「ん……にぃに…こーひー…」
俺？コーヒー？
キッチンにはインスタントコーヒーのビンと
俺のマグカップがあった。
もしかして…。
和「俺にコーヒーをいれようとしてくれたの？」
雅「…ん。にぃに…、ごめんね、いっぱい…
つかぇた……こーひー、げんき…」
雅紀は、俺が疲れていることに
気づいていたんだ。
だからコーヒーをいれてくれようと…。
雅「……えらいね〜…」
和「そっか、そういうことか…。
うん、えらいよ、ありがと」
頭をなでようとすると、首を横に振った雅紀。
雅「んーん」
和「ん？なに？」
雅紀が落書きした元のレポートを
俺に渡す雅紀。
雅「えらいね〜っ、まるっ」
和「丸…、あっ！
これ、丸をつけてくれたの？
がんばったね、って？」
雅「うんっ！」
そうとは知らず、雅紀を叱っちゃった俺。
ただの落書きじゃなかったんだ…。
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羊の王(プロフ) - ゆずさん» お願いします (2019年7月31日 20時) (
レス) id: d905cfa744 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 羊の王さん» わかりました！お話公開まで、少々お待ちくださいませ。 (2019年7月31日 20時) (レス) id: 5c47aca7cb (このIDを非表示/違反報告)
羊の王(プロフ) - ゆずさん» お父さんはニノで参観日はどうでしょう (2019年7月31日 4時) (レス) id: d905cfa744 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 羊の王さん» リクエストありがとうございます！2つ、質問させてください。お父さんは誰が良いですか？また、どのようなお話が良いかのご希望はありますか？教えていただけると、ご希望に添えると思います。 (2019年7月30日 22時) (レス) id: 5c47aca7cb (このIDを非表示/違反報告)
羊の王(プロフ) - ゆずさん» 息子の相葉くんが軽度のADHD＋LD＋自閉症、親が他の嵐のメンバーで特別支援学校に通っていて、将来は働きたいと思ってる中3、好きな物は触り心地のいいぬいぐるみ、パスタ、パン、嫌いなのは大きな音、人の多いところ (2019年7月30日 21時) (レス) id: d905cfa744 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2019年4月23日 22時
