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ﾎﾞｯ ふわぁ ﾌｻｯ
教頭 「.....澤村くん、ちょっといいかな.....」
＿＿＿＿３０分後
澤村 「幸いにも特にお咎めなし。謝罪もいらない。だが何も見なかったことにしろ。」
影山 「お前がちゃんと取らないからだ へたくそ。何が“去年とは違う”だフザケんな。期待して損したクソが。」
日向 「いちいち一言余計だなっ」
澤村 「.........なぁ。少し...聞いてほしいんだけどださ。お前らがどういう動機で烏野に来たかは知らない。けど当然勝つ気で来てるんだろ。」
影山日向 「勿論です。/ハイ！」
澤村 「烏野は、数年前までは県内ではトップを争えるチームだった。一度だけだが全国へも行った。でも今は良くて県ベスト８特別弱くも強くもない。ついたあだ名は
花宮 「落ちた強豪“飛べない烏”」 ｸｽｸｽ 「嫌味な名前ですよね〜」
澤村 「烏野が”春高”で全国大会に出たときのことはよく覚えてる。近所の高校の...たまにそこらですれ違う高校生が東京のでっかい体育館で全国の猛者達と戦ってる。鳥肌が立ったよ。」
もう一度あそこへ行く。
影山 「.....全国出場を“とりあえずの夢”として掲げてるチームはいくらでもありますよ。」
澤村 「あぁ 心配しなくても、ちゃんと本気だよ。」
影山 「っ！.....」
澤村 「そのためにはチーム一丸とならなきゃいけないし...教頭にも目をつけられたくないわけだよ。」
「＿＿＿＿俺はさ、お前らにオトモダチになれって言ってんじゃないのね。中学の時にネットを挟んだ敵同士だったとしても、今はネットの“こっち側同士”だってことを自覚しなさいって言ってんのね。」
日向影山 ビクーーッ！
澤村 「どんなに優秀な選手だろうが、一生懸命でヤル気のある新入生だろうが仲間割れした挙げ句チームに迷惑かけるようなやつはいらない。」
ｶﾞﾗﾗﾗ ﾊﾞﾝｯ
澤村 「互いがチームメイトだって自覚するまで部活には一切参加させない。」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
影山 「
澤村 「本音は？」
影山 「...試合で...今の
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作者名：CAORU x他1人 | 作成日時：2020年12月2日 19時
