第24話 私を受け入れてくれた人 ページ28
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私がここに泊めてもらって何年経っただろう。
私達は成長し、ナナワライさんはこの森の長に見えた。
でも、幸せって続かなくって。
?「今日こそそのメデューサを殺してやる!」
ナナワライ「っ、_____、逃げろ!」
「ナナワライさん!?」
私は、ここの森の魔王に狙われていた。
理由は単純。
…メデューサだから。
メデューサはその魔王の計画に邪魔になるとして、メデューサは次々と殺されていった。
そもそも、何故邪魔になるのか?
…敵対関係を、持っていたからである。
ナナワライ「はぁっ…はぁっ…くそ…!」
「ナナワライさん!もう…良いですから…私を置いて逃げて!!」
ナナワライ「そんな事…出来るかよ…お前は……俺の…「守りたい奴」だから…な!!」
「な、ナナワライさん…!」
?「ぶち殺してくれるわ!!」
ナナワライ「させるかぁ!」
ナナワライさんの目が緑色に染まって、光る。
そして、ナナワライさんのEX技…「七笑流奥義 ソウジョウボウの大風」を放った。
?「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「勝った…?」
私が、そう思った瞬間…
ナナワライ「うっ…う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ナナワライさんが、苦しみ始めた。
ナナワライ「ごはぁ…ぐっ…」
「ナナワライさ……何、その…体…?」
ナナワライさんの体は先ほどの魔王の様な天狗の姿となり、体は巨大化していった。
苦しみが消えると共に、ナナワライさんも自身の姿に驚いた。
ナナワライ「な…何じゃ…これは…」
「あの…口調も…変わってます…」
触れちゃいけないと思うけど…
でも、前のナナワライさんとは、明らかに姿が違っていた。
ナナワライ「ああ…来てしまったか…」
「え?あの、どういう意味で…?」
ナナワライ「実は…ここの魔王を倒した者は…魔王になるんじゃ。…殺されるまで、ずっと。」
「え…?つまり…一生……魔王に…」
信じられなかった。
まさか、そんな残酷な運命だったなんて…
ナナワライ「…情けない、こんな姿になって……」
「…何、言ってるんですか……私は、どんな姿のナナワライさんも…愛しますよ…ずっと…」
ナナワライ「…_____…」
この時、初めて気づいた。
…私は、ずっと、ナナワライさんに、恋心を抱いていたことを。
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氷の歌姫レイン(プロフ) - 幸運の守護者ハッピーさん» 了解です! (2018年10月4日 20時) (レス) id: 66478b80a2 (このIDを非表示/違反報告)
幸運の守護者ハッピー(プロフ) - 氷の歌姫レインさん» ありがとうございます!パスはsweetです! (2018年10月4日 19時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
氷の歌姫レイン(プロフ) - 幸運の守護者ハッピーさん» え"…私で良ければ是非ッ!!!! (2018年10月4日 18時) (レス) id: 66478b80a2 (このIDを非表示/違反報告)
氷の歌姫レイン(プロフ) - ユキさん» 仲間ですね!!いやっほい!! ハヤテ「…落つる種は、牡丹の如し」あふん (2018年10月4日 18時) (レス) id: 66478b80a2 (このIDを非表示/違反報告)
幸運の守護者ハッピー(プロフ) - 氷の歌姫レインさん» 良かったら、合作しませんか?タイトルはモンスター烈伝オレカバトル〜crystal rainbow〜です! (2018年10月4日 12時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷の歌姫レイン | 作者ホームページ:
作成日時:2018年9月11日 21時