第16話 本来の目的 ページ20
ヒエンside
「不老不死の秘薬」。
その言葉がまだ胸に刺さる。
まさか、あの男は…いや、そんなはずは…
リア「ヒエンさん」
リアの声にハッとし、
ヒエン「…何だ?」
と、俺は言った。
リア「そもそも不老不死の秘薬って…何ですか?」
…知らない奴がいたとは…
ここ、東の大陸では、一時期話題になっていたが…
ヒエン「…不老不死の秘薬というのは、その名の通り、自分を不老不死にさせる薬だ。
…作る方法は3つ。
1つ、仙界の蓮の花と、彼岸花と、竜の主の血をよく混ぜる。
2つ、陽竜の鱗と、自らの血を混ぜる。
3つ…メデューサの身体の半分の血液と、菊の葉を混ぜる。」
リア「…っ、メデューサの血液…!!」
ヒエン「ああ…確実に、ハヤテ様の血液の事だ。」
リア「…何で私じゃないの?」
オロシ「それについては私が説明する。…そもそも私とリアは母上のメデューサの眼を受け継いでいない。唯一引き継いでいるのはハヤテだけだ。メデューサの血液が本当の力を発するのは、メデューサの眼を持つ者だけ…だからハヤテは狙われたのだ。」
リア「…」
リアは唇を噛み、俯いていた。
俺も下唇を噛む。鉄の味が口に広がった。
ヒエン「そんな…くだらない…事で…ハヤテ様は…ッ!!」
オロシ「…タイムリミットは、3日後だ。…それまでどうするか考えよう。」
ダッキ「せやな。考える時間は十分にあるで。」
俺達はオロシ様やダッキ殿の提案で、一度、ここを撤退する事にした。
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氷の歌姫レイン(プロフ) - 幸運の守護者ハッピーさん» 了解です! (2018年10月4日 20時) (レス) id: 66478b80a2 (このIDを非表示/違反報告)
幸運の守護者ハッピー(プロフ) - 氷の歌姫レインさん» ありがとうございます!パスはsweetです! (2018年10月4日 19時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
氷の歌姫レイン(プロフ) - 幸運の守護者ハッピーさん» え"…私で良ければ是非ッ!!!! (2018年10月4日 18時) (レス) id: 66478b80a2 (このIDを非表示/違反報告)
氷の歌姫レイン(プロフ) - ユキさん» 仲間ですね!!いやっほい!! ハヤテ「…落つる種は、牡丹の如し」あふん (2018年10月4日 18時) (レス) id: 66478b80a2 (このIDを非表示/違反報告)
幸運の守護者ハッピー(プロフ) - 氷の歌姫レインさん» 良かったら、合作しませんか?タイトルはモンスター烈伝オレカバトル〜crystal rainbow〜です! (2018年10月4日 12時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷の歌姫レイン | 作者ホームページ:
作成日時:2018年9月11日 21時