《恋》2 (ページ38)

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・Y#88 ページ38

｛無事着いたよ！
【画像】

『よしっ・・・いただきますっ』

んぅ〜美味しいっ！アツアツのフワフワ！
ソースの濃さも最高・・・

「美味しそうに食べるね(笑)」
『とっても美味しいです！！』
「それは良かった〜」

「Aちゃん」
『は、はいっ』
「永ちゃんは元気？」
『・・・元気ですっ』
「今日は大阪でコンサートなんやろ？」
『はい、今日が最終日で「行ってきた？」
『・・・昨日・・初めて行かせていただきました』

「そっかそっか！どうやった？？(笑)」
『素敵でした。キラキラしてて』

「確かにキラキラはしてるな(笑)」
『ですよね(笑)』
「中身は普通やけど(笑)」
『・・・』
「あたしからしたら孫みたいなもんやからね(笑)」

きっとここには沢山の思い出があるんだろう。

廉くんの過ごした時間が確かに刻まれている。

女将さんの優しい表情がそう物語っていた。

『あの・・・』
「？？」
『廉くんって・・・どんな子だったんですか？』

「ええ子やな」
『ええ子・・？』
「礼儀正しいし」
『・・・』
「優しいやろ？」
『・・・優しいですっ』
「あれは昔からやな(笑)」
『そうなんですねっ』

「Aちゃん」
『は、はいっ』

「今度は一緒においで」
『・・・・一緒に・・・ですか？』

「難しいやろうけど、いつでもええから」
『女将さん・・・』

「そない硬い呼び方せんでも〜おばちゃんでええんよ？(笑)」
『・・・いいんです・・か？』

「もちろん♪」

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『ご馳走様でした。本当に美味しかったですっ』
「ふふ、嬉しいわぁ。そう言ってもらえて」

『また来させていただきますね！』
「・・・・」

『ど、どうかしましたか？』
「あ、いや、、永ちゃんと同じやなおもて(笑)」

『同じ？』

「あの子もそう言うねん(笑)」
『？』
「また来させてもらいます〜ってな(笑)」
『廉くん・・・が「そうそう(笑)」

「似てるわ、永ちゃんと(笑)」
『いやいやっ全「これからも仲良うしいね」

『・・・はいっ』

優しさと温かさに包まれた場所。

廉くん。

あなたの事をまた一つ知れたよ。