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Aside



涼真先生と2人で歩く。



私の家は住宅街だからもちろん沢山の家が立ち並んでて、イルミネーションをしてる家がちらほら目に付いた。




もう21:00を回ってるけどパーティーをしてる家もあるみたいで、クラッカーの音や子供のはしゃぐような声も聞こえてくる。



涼「なんか、さっきまでが幻想的すぎてさ
本来のクリスマスってこんなに賑やかなんだね。」

『そうですね。』

涼「帰ったらケーキとか食べるの?」

『さすがに今の時間から食べたら太ります。(笑)』

涼「確かに(笑)
てか、Aはさ、どっちが好き?
パーティーしたりして賑やかなクリスマスか
今日みたいな静かなクリスマスか。」




私は少し考えた後




『どっちも好きです。
けど、涼真先生がいないクリスマスは嫌です。』




そう言うと先生は目線を逸らした。






まって?さすが重すぎない?私の発言。






『すみません。今のは忘れてk』

涼「あーもう!Aのばか!」

『え!?』






なんでいきなりばかって言われなきゃなんないの!?






すると涼真先生は私のマフラーで元を隠しながら






涼「そんな可愛いこと言うなよ。
、、、、、我慢できなくなるじゃん。」

『我慢?』

涼「そう!
俺はAが卒業するまで何もしないって決めてんの。」

『え?けど今日泣いた時抱きしめてくれましたよね?』




そう言うと先生はちょっと焦った顔をして




涼「そりゃ、さ。
泣いてる人いたら、ほっとけないでしょ。」

『先生、、、、好き!』

涼「はいはい。ありがと。」

『うわ塩対応涼真先生だ(泣)』

涼「俺は言わないの!」




なんて言うから少し萎えてたら、先生は私の気持ちを察したのか




涼「、、、早く一年経たねぇかなぁ。」





なんて小さな声で言うからずるい。




先生と話してるとあっという間で、もう自分の家に着いてしまった。





『先生。今日は本当にありがとうございました。
素敵なプレゼントまで。それに、わざわざ送って頂いて。
沢山沢山、幸せでした。』





そう伝えると先生も




涼「俺も。ほんっとに、楽しかった。
俺が欲しかった物まで。ありがとう。
最高のクリスマスだったよ。」



と言ってくれた。



涼「じゃあ、また。」

『はい。おやすみなさい。涼真先生。』




そう伝えると先生は背を向けて歩いて行った。





____私が贈ったプレゼントを大事そうに持って。

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- パート2も一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2020年5月24日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが...。 64のここの部分 すると涼真先生は私のマフラーで元を隠しながら これ口が抜けてませんか? 正しくはマフラーで口元をではないんでしょうか? (2020年5月24日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 何度も続けてのコメントですみません...。 これ正しくは初めて渡すからではないんでしょうか? (2020年5月24日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 63のここの台詞 涼「まぁ、、大したものじゃないけどね? しかも、年下の女の子にプレゼントなんて 始めて渡すから携帯とにらめっこだったし 気に入るかは分からないけど、、」 (2020年5月24日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません...。 これ正しくは開けると青のシルクネクタイが入っていた。 無地、水玉、赤と青のストライプの三本セット。ではないでしょうか? (2020年5月24日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず胡椒 | 作成日時:2020年4月12日 11時

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