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Story67 ページ24

You side





そこまで私が白目になりかけながら説明すると、コナンくんは暫く押し黙った後に口を開いた。


「…凄いね、お姉さん!当たってるよ!

僕がコーヒーを頼んでないって言うのもよく分かったね?そう言うのを観察力って言うんだよ!」


お姉さん、スパイとか向いてそうだよねと、完全に工藤新一の顔になりながらそう言うコナンくん。

……隠す気ゼ〜ロ〜だろお前。(某CM風)

あああもう、マジでどうにでもなあれ☆(白目)


『あは、そうかな?スパイとかカッコイイから憧れちゃうよね!観察力って言葉難しいのに、よく知ってたね?』

「あ、えっと、この間テレビで見たんだ!」


アハハ、と笑いを零しながらそう言うコナンくん。


……やっぱりあんた隠す気ゼ〜ロ〜だろ。(しつこい)



ーーー
コナン side




目の前で驚くほどに的確な推理を披露する碧咲さん。

その的確さに、俺は思わず固まってしまう。

そしてその推理をし終えたあと、『当たってるかな?』と俺に確認を求めて来た。


その目はまるでこちらを試しているようだった。

ゾワッ


俺は思わず立ちそうになる鳥肌を押さえつけながら、なんとか言葉を繋いだ。



「…凄いね、お姉さん!当たってるよ!

僕がコーヒーを頼んでないって言うのもよく分かったね?そう言うのを観察力って言うんだよ!」


そう言うと、どうだろうか。
さっきまでの碧咲さんの鋭い目が一転。

ぱちくりと目を数回瞬きさせた後、どこか呆れたように微笑んだ。


『あは、そうかな?スパイとかカッコイイから憧れちゃうよね!観察力って言葉難しいのに、よく知ってたね?』

「あ、えっと、この間テレビで見たんだ!」


圧倒的な演技力と観察力。そして推理力。

……何者なんだ、この人。


慌てて言い訳を言うが、それが通用したかは分からない。


碧咲さんはさっきまでのおちゃらけた態度が嘘だったように、「ふぅーん」と興味無さそうに呟いた後、

またハムサンドにかぶりついてしまった。


"能ある鷹は爪を隠す"


そんな慣用句が脳内に浮かぶ。

…はっ、面白くなってきたぜ……。


俺はそんな事を思いながら、明日灰原と博士にこの事を伝えると決めた。


勿論それが、ただの偶然であるとは一切疑わずに。

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夜雨ナナト - 無理だったとかなら全然書かなくていいです。ログインできない私はお気に入り登録することができませんが応援しています! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - リクですね!降谷さんの息子として外を歩いてるところを逆ナンされてしまい せらますみちゃん に助けてもらい、けれどあまりにも降谷さんに顔が似すぎていたのでうたがわれてしまう っていうのできませんか?私の低脳すぎる脳ではこれが限界だったぁぁぁぁぁ! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - めっちゃ面白いです!前作から読みました。めっちゃ面白いです!←この作品が神すぎてこれしか出てきません。すみません。 (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新頑張ってください! (2019年11月9日 21時) (レス) id: 57d631d047 (このIDを非表示/違反報告)
加熱されたみかん - ほんっとに作者様の作品大好きです……更新頑張ってください! (2019年10月19日 17時) (レス) id: 9c8747fe33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:食物連鎖の頂点に立ったササミ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1e4d26931d1/  
作成日時:2019年8月14日 16時

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