Story37 ページ39
You side
翌日のお昼前。
私は、降谷さんにアスティとしてハッキング術を教える……という名のハニトラを受ける為、
貰った紙切れにパソコンと変装道具を積んだ鞄を片手に安室名義の家へ向かっていた。
……いや、正確には向かおうとしていた。
『……ここ何処だよ。』
はい、Aちゃん現在絶賛迷子中なうです。
そろそろ泣いていいかな?←
こうなる事なら、最初から意地はらずにGo〇gle先生に住所入力すりゃ良かった……何やってんだ私…。
はぁ、と一つ溜息をつき、Goo〇le先生に道を聞こうとスマホを取り出そうとしたその時。
「あれ?安室さんじゃないですか!」
「あ、ホントだー!」
「お、安室の兄ちゃんじゃねーか!」
『へ?』
後ろで降谷さんを呼ぶ声が聞こえた。
この声はかの有名な少年探偵団だろうか。
…てか、え??降谷さんここにいんの?
そう思って周りをキョロキョロ見渡していると、更に降谷さんを呼ぶ声が大きくなった。
ここである疑問に気が付く。
「おーい!ここだよ、ポアロの兄ちゃん!」
『……ん?』
…あれ?これ、呼ばれてんの私じゃね?
………いやいやいや、流石に無いわ。肌の色違うし。
勘違いだ、勘違い。
そう思い込むことにしてスマホを取り出した時。
くい、と服の裾を引っ張られた。
「もう、酷いですよ安室さん!」
『…へ?』
「そうだよ、無視するなんて!」
『え"。』
声のする方を向くと、そこにはやはり我らが少年探偵団が。
…いや待て、その前に。
安室さんて。いや安室さんて。
この子達の目は節穴なのかなぁ???
「おいお前ら、安室さんが困ってるだろ?」
「そうよ、やめときなさい。」
真面目に眼科を勧めようかと思い悩んでいる時、更にその後ろから聞き馴染みのある声が聞こえた。
いやお前らもかよ!!
…てか、何気にコナンくん達と初対面だな。哀ちゃんかわいい。←
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食物連鎖の頂点に立ったササミ(国産)(プロフ) - ユキさん» うわあ本当だ……ありがとうございます!!更新の励みになります!これからも頑張りますね!! (2019年8月29日 18時) (レス) id: 1320405534 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます!!それから、24話なんですけど、URLではなくて、USBかな?と思ったのですが、間違ってたらすみません。 (2019年8月26日 13時) (レス) id: 36bc1bbe51 (このIDを非表示/違反報告)
食物連鎖の頂点に立ったササミ(国産)(プロフ) - 明里香さん» いつもお世話になってます!全然細かくなんてありません!(笑)多分これからも誤字る予定なのでもっとビシバシ言ってやってください!<(_ _)> (2019年8月13日 22時) (レス) id: 1320405534 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 46話が45話になっています。 (2019年8月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 44話に誤字がありました。「見たいですから」ではなく、「みたいですから」です。細かくてすみません。 (2019年8月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:食物連鎖の頂点に立ったササミ | 作成日時:2019年7月23日 16時