Story14 ページ16
You side
「…で、どういうつもりだったんだ。」
『………。』
はい、どうも。
事情聴取するつもりがいつの間にかされる側になっていたAです。
あれれぇ、なんだかデジャブを感じるぞー??
……はい、冗談はここまでにしましょう。
今、私は降谷さんの愛車であるRXー7にて事情聴取という名の尋問を受けていますはっはっは。
……どうしてこうなった。
てかそんな事より、降谷さんに若干バーボンが掛かっていて怖いよぉ……なぜだ……。
くっそぅ、これも全部あの銀髪野郎のせいだ!
今度見つけたら一発入れないと気が済まない!!
そんな唐突にやってきた謎の怒りと、先程の恐怖が何故か今頃蘇ってきて、小刻みに震えながら降谷さんの目を見ていると、いきなりぽん、と降谷さんのおててが私の頭に置かれていた。
……ンンン??←
「……すまない、話したくなければ良いんだ。
だが、なんで僕の身代わりなんかになったんだ?
怖いとは思わなかったのか?」
『……え、』
え?急にどったの降谷さん。
その気遣いは素晴らしく嬉しいんだけどさ。
怖いと思わないのかって……当たり前じゃん??
そもそも私原作を知っていると言うチート特典付きだからね?
赤井さんが助けてくれるという事は知っているのだよ降谷さん!!
……あ、そうやん。私原作知っとるやん。
なのになんで怯えてたんだろう。馬鹿らしいなおい←
その事を思い出すと何故だか全ての事が馬鹿馬鹿しく思え、軽く自嘲的に笑いながらこう言った。
『わた……、俺はちゃんと助かるって信じてましたから。』
「…!っ、そうか……。」
そう言い終えると、降谷さんは何故だかとても悲痛そうな表情を浮かべた。
……んん??!どったの降谷さん!!?
えっなに、どっか怪我してんの!?
『えっ、あの、違うんですその…、あ、ちがくはないですが……!!(?)』
そうやってあたふたしていると、今度は更に表情を歪ませた降谷さんに抱き締められた。
……えっ、えっちょ待ってこのシチュはほんとn((死←
・
・
この後、私は知らない。
何故だか変な誤解をして居るとも知らずに降谷さんから月一でカウンセリングを受けるように伝えられる事を。
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食物連鎖の頂点に立ったササミ(国産)(プロフ) - ユキさん» うわあ本当だ……ありがとうございます!!更新の励みになります!これからも頑張りますね!! (2019年8月29日 18時) (レス) id: 1320405534 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます!!それから、24話なんですけど、URLではなくて、USBかな?と思ったのですが、間違ってたらすみません。 (2019年8月26日 13時) (レス) id: 36bc1bbe51 (このIDを非表示/違反報告)
食物連鎖の頂点に立ったササミ(国産)(プロフ) - 明里香さん» いつもお世話になってます!全然細かくなんてありません!(笑)多分これからも誤字る予定なのでもっとビシバシ言ってやってください!<(_ _)> (2019年8月13日 22時) (レス) id: 1320405534 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 46話が45話になっています。 (2019年8月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 44話に誤字がありました。「見たいですから」ではなく、「みたいですから」です。細かくてすみません。 (2019年8月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:食物連鎖の頂点に立ったササミ | 作成日時:2019年7月23日 16時