【ハイキュー】俺らの柳本。【男主】

30. ドキドキ ページ35

柳本side




長いようで短かった合宿も

いろいろあって終わった。


俺のドキドキメーター() は
通常値をあっさり超えて、

合宿中、心臓が痛かった。








…さて、そんな俺は今



二口「Aー？聞いてんのかよ？」




にろ君の前で正座をしている訳なんですが…。



二口「俺も食べたいな？Aの手料理」



黒い顔でニッコリと笑う。

ちなみに、目は一切 笑ってない。



『おっ、俺、下手だし…？』


作れないよ、と言っても信じてくれない。



二口「ふーーん…。合宿中は作ったのに
俺には作れないんだ？」

『え''っ』


一体、どこでその話を聞いたの！？




二口「俺のAに対する情報力、ナメんなよ？」


『……はい』




おいで、おいで と手招きされ

グイッと腕を引っ張られたかと思えば、


にろ君の膝に乗せられた。
勿論、お互い顔を見合わせたまま。


…ちかっ、近いよ、にろ君！


少し離れようにも、

俺が逃げられないように

にろ君の手が俺の腰に巻き付けられている。



『……重くない…？』

二口「ぜーんぜん？」

『っ…そ、そう』



じゃねぇよ！！

何、ときめいてんの俺！？

逞しい体に抱きしめられて
キュンとしてんじゃねぇよ！！



(柳本君は現在、合宿の疲れと
ドキドキメーター()が通常値を超えており、
大いに焦っております。ご了承下さいませ。)



二口「…今度、俺だけの為に料理 作ってくれよ？」









『………ふぁい』




にろ君のスパダリ感がスゴイ…。





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皆様、大変お待たせして申し訳ございません！！

完結を迎えられるよう、頑張っていきます！


今年中には完成させます！！(多分)←

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