48 ただの平日 ページ48
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今日はカベポスターの単独の日
個人的な私としては気にかけてる日ではあるけど
先輩の私としてはただの平日で
「え、もう抜けるん〜？」
「ごめん〜！明日早いんよ！」
「またねAちゃん！また芸人の話聞かせてな！」
久しぶりに会った高校の友達
ご飯は良かったけど
こんなに飲まされるなんて聞いてない
いやまあ別にいいけど、よかったんやけど
今日じゃなかったらね！？
今から永見くんに会うというのに
多分もうお酒は入らない
「永見くん！遅くなってごめんね、！」
「いえいえ、お疲れ様です…って顔赤っ」
「あはは、やっぱ顔に出てた？」
「お水飲みます？」
「ううん、大丈夫大丈夫」
0時前にきた連絡に慌ててお店を出た私
単独終わりの打ち上げで軽く飲んできた
永見くんからの連絡
二軒目もきっとそのメンバーで行くと思っていたのに
なぜか私の携帯に永見くんからのLINE
「え、ねえ、よかったん？…その、私で」
「逆にすみません。こんな遅い時間で」
「いやいや私は全然いいんやけど！
私も元々違うところでご飯行ってたから」
元々前から言われてはいたけど
不確定な約束やったからそわそわしていた
まさかほんまに呼ばれるとは
「Aさんくらいですよ
こんな深夜の後輩からの連絡ですぐ来てくれるん」
「まあ優しいからね私！良い先輩やから！」
「わあ酔うてる〜」
二人とも酔ってるのかヘラヘラ笑いながら
ふわふわした空気に包まれる
『なかなか告白出来ひんってことね』
『こ、告白なんて！そんなんまだまだ先、』
『でもどうやってここから距離詰めるん？
仲は十分良いんちゃうん？』
フジとの会話を思い出して
今日こそなんとかしたいと心に決めて、、
酔ってるのもあるけどそれに緊張して頭がぐるぐるしてる
「…もしかして私今真っ直ぐ歩けてなかったりする？」
「歩けてなかったりしてるんでどっか座りましょか」
結局コンビニに寄ってお水を買う
というか買ってきてくれる永見くん
「ごめんね、永見くん飲み足りてないでしょ？」
「大丈夫です僕もいっぱい飲んできましたから」
「うっそだあ」
お互いアルコール入ってる状態で最悪な気がするけれど
ここを逃したら私は永遠に自分の気持ちを隠したまま
永見くんに伝えられないまま、、
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るうみ(プロフ) - 名無しさん» わあほんとですかありがとうございます😢💓はい！楽しみにしていただけると嬉しいです🥰🥰 (7月27日 10時) (
レス) id: 85c052b4e6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - るうみさんのお話が好きです。続き楽しみにしてます！ (7月27日 0時) (レス) @page19 id: a33a5da6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るうみ
| 作成日時：2023年7月23日 0時
