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永見Side
結局
いつも端っこの楽屋へ行くことはなく
大広間のど真ん中のソファーに座っている
思ったより人も少なくそこまで気を遣わずほっとしてる
さっきの同期の会話が頭から離れず
ずっとモヤモヤしたまま何にも手につかない
「あれ、永見くん？」
「あ、Aさんおはようございます」
「おはよう！」
なんでこんな時に会ってしまうんやろ
いやいや、仕事場一緒やねんから会うに決まってるやん
とにかく本人がいる以上
このモヤモヤをなんとかしなければ
「あの、Aさんに1個聞きたいことあるんですけど」
「どうしたん？」
なんとかするって、どうすれば？
本人に何を聞く？
なんで僕のこと誘ってくれてるのか？
堂前さんと仲良いのか？
「なんで、その」
「うん？」
「いつも、」
いやほんま何を聞けばええねん
そんなん聞けるわけ無いやん
聞けたとしてそれは何になるん？
僕のモヤモヤは消えるん？
「永見くん、先に私から1ついいでしょうか」
「？」
「最近永見くん疲れてるように見えるし
その、ちょっと心配して、ます」
…全然自覚なかった
確かに最近睡眠不足やし
新ネタ作って浜田と打ち合わせして
スタッフさんと打ち合わせして、、
「余計なお世話やったらごめんね
でも単独も近いし無理はして欲しくないな…って」
「すみません、」
「謝らんといて、！
気のせいやったらごめんなさい」
こういうのも鬱陶しかったらいうて
なんて遠慮がちに口にするAさん
優しくて謙虚な気遣い
全然鬱陶しくないしむしろ心地良い
「Aー、昼ご飯行こうや」
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るうみ(プロフ) - 名無しさん» わあほんとですかありがとうございます😢💓はい！楽しみにしていただけると嬉しいです🥰🥰 (7月27日 10時) (
レス) id: 85c052b4e6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - るうみさんのお話が好きです。続き楽しみにしてます！ (7月27日 0時) (レス) @page19 id: a33a5da6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るうみ
| 作成日時：2023年7月23日 0時
