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大通りに出ると早速空車のタクシーが見つかる
「あ、タクシー見つけました！乗りましょ！」
「早く…私が潰れてまう…」
タクシーが目の前に止まる
「荷物先入れますね」
「うん、お願い」
リュック2つを先にタクシーに置いてから
なんとかタクシーに永見くんを乗せる
「はあ、疲れた…」
軽くなった身体で伸びをしていると
真輝志くんに声をかけられる
「何してるんですかAさんも乗ってください」
「え」
「お願いします！
これは僕の願いやなくて永見の願いです！」
「わ、私永見くんの家知らんよ？」
「そこは僕が案内するんで大丈夫です！」
言われるがままに乗せられるタクシー
助手席に真輝志くんが目的地を伝えてくれてる
後ろの座席にほっと一息をついて座る私と
相変わらず夢の中の永見くん
服のポケットに眼鏡を入れたけど
中身が半分くらい出てるのに気付いてそっと直す
「…っ」
街の店の光に照らされてる永見くんの横顔
いつもは眼鏡で目立たない鼻が高くてすらっとしていて
あまりにも綺麗で見惚れてしまった
私とお笑いの話をしてる時の永見くんは
子供みたいに目キラキラさせて
たくさん笑ってくれて
私の大喜利が好きだって言ってくれた
“永見くんってほんまにお笑いが好きなんやね”
永見くんのことを知れば知るほど
私の好きな気持ちも少しずつ大きくなっていってる
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るうみ(プロフ) - 名無しさん» わあほんとですかありがとうございます😢💓はい！楽しみにしていただけると嬉しいです🥰🥰 (7月27日 10時) (
レス) id: 85c052b4e6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - るうみさんのお話が好きです。続き楽しみにしてます！ (7月27日 0時) (レス) @page19 id: a33a5da6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るうみ
| 作成日時：2023年7月23日 0時
