･ ページ42
貴方side
放課後、ふっかと会う約束をしていた
深澤先生ちょっと用事あるから、待っててね!わら
机に伏せて待っていると気がついたら眠っていた
夢を見ていた
翔太が私にキスをして、悲しそうに微笑む夢
“…Aちゃーーーん”
“…おーい”
『んっ、』
呼ばれた様な感覚に目を開けると
深澤先生が目の前に居た
深｢お、起きたね〜｣
『あ、ごめんなさい…』
深｢んあー、寝顔撮っておけば良かったかな〜笑｣
くすって笑って、私の横に座るふっか
ふっかは私を捨てないでずっとそばに居てくれたけど
『ねぇ、ふっか…ありがとう』
深｢なにその、終わりな感じ〜笑｣
『ん、もう十分だよ…』
どれだけ愛をくれたって、私は翔太が好きなんだ
深｢嫌だよ、俺は…離れないよ｣
『…んーん、もうね、』
何も言わずに抱きしめてくれるふっか
その腰に手を回すことは出来ない
『ごめんね、ふっか…』
深｢俺ね、最低なの…｣
そんな事ない、って顔を上げようとしたら
勢いよくぶつけられた唇
『んんっ、』
深｢…ごめん、もう無理｣
腕を引かれて
いつの間にか廊下を歩いていた
いつもなら、学校で済ませちゃうのに
私の腕を引いて歩くふっか
『ちょ、ふっか！！！』
聞く耳も持たずどんどん学校の外に向かって歩く
『まっ、て』
深｢もう待たないから｣
『ふっか…ってば』
深｢俺の家とAの家どっちがいい？｣
ふっかの目がゆらゆら揺れて、
何かを隠しているような気がした
『嫌だよ、ふっか…っ』
深｢どっちでもいいか、｣
こんなふっか見たこと無かった私の意見も聞かずに
歩くふっかについて行く事しか出来なかった
“最後だから…”
ふっかがそう言った気がした
ねぇ、幸せって何だろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2545人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もにぃ(プロフ) - ふさん» ありがとうございます！更新、完結出来るように頑張ります！！ (2021年2月8日 22時) (
レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 楽しくキュンキュンして一気読みしました！続きを楽しみにしてますね♪♪ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もにぃ
| 作成日時：2021年1月4日 12時
