疑い ページ37
…
Aとの進展は無いまま平凡な毎日を過ごしていた
宮｢本当に、翔太変わったね｣
阿｢あの頃の翔太どこ行ったのって感じ笑｣
Aとリリが教室に居なくて一人で帰っていたら
中学の友達にたまたま出会った
『んあ？』
宮｢その、Aちゃん？のおかげだね｣
阿｢でも、翔太彼女いるんでしょ笑｣
特に仲良かった阿部ちゃんと涼太に話せば
口を揃えて変わった、変わった、って
宮｢その、リリちゃん？の事はどう思ってるの？｣
『リリ…は、分かんねぇ』
阿｢好きじゃないなら、別れてAちゃんと付き合いなよ｣
そんな簡単じゃねーの
リリの事傷つけたらAは絶対怒るし
『俺って、Aばっかりだな』
宮｢そこまで思う人、初めてじゃない？｣
阿｢事が終わったらAちゃんに会わせてね｣
いつかこの2人に、
Aを彼女ですって紹介する日が来るのだろうか
『俺、行くわ』
阿｢ばいばーい｣
宮｢気をつけてね〜｣
Aとリリ、2人して俺を置いて帰るから
暇で仕方がない、と思っていた矢先
見覚えのある後ろ姿
『あ、いた。どこ居たんだよ』
俺の顔を見ると焦った様子で目を逸らすA
そのまま横を通って先に帰ろうとしていた
『…は？なに？』
貴｢…え？｣
『なんで避けられてんの俺』
貴｢いや、避けてないけど笑｣
今この状況でAを引き止めているとは
やばいと思って掴んでいた手を離した
貴｢私たち不仲だもんね笑｣
なんだよ、それ…
やっぱり俺の想いはお前にとって迷惑なの？
『…あっそ、』
早歩きで帰るAを引き止めることも出来ず
ただ、見つめているとリリが俺の手を握った
リリ｢話があるの｣
『ん？』
リリ｢渡辺くんの家に行きたい｣
『分かった。』
一瞬、嫌な予感がした
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もにぃ(プロフ) - ふさん» ありがとうございます！更新、完結出来るように頑張ります！！ (2021年2月8日 22時) (
レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 楽しくキュンキュンして一気読みしました！続きを楽しみにしてますね♪♪ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにぃ
| 作成日時：2021年1月4日 12時
