迷惑 ページ34
…
警｢おい、何やってんだ！！！！｣
警察の姿が見えた瞬間
体の力が全部抜けて情けなくも立てない状況になった
深｢Aっ！！！｣
リリ｢渡辺くんっ！｣
あーあ、だっせぇな俺…
助けてくれた女の所に行って寄り添うことも出来ねー
Aを支えるふっかと俺を支えるリリ
深｢なべも、今日は帰るか？｣
『そう、します…』
リリ｢行こ？｣
ゆっくりだけど俺のペースに合わせてくれて
タクシーに乗り込んだ
リリ｢Aがね、私が行くからって言ってくれたんだよ｣
『え、そうなの？』
リリ｢うん、最初は見るだけだからって言ってたけど
Aってほら、正義感？強いからね笑｣
『そっ、か…』
リリ｢友達思いなんだよ｣
その言葉に無性にAに会いたくて
気づいたらリリに謝ってAの家教えて貰って
無我夢中で走って向かっていた
『…はぁはぁ、』
家の前に立つと緊張が走って
震える手でインターホンを鳴らすと反応がない
ドアノブに手をかけゆっくり捻ると簡単に開いた
『危ねーだろ、お邪魔します、』
扉を開けた瞬間、目に入ったのは苦しそうに倒れてる
Aの姿
『おい！A！！！』
貴｢…や、だ…｣
震える体、乱れた制服
全部全部俺のせいなんだって
Aを抱えて寝室らしき所に入り
布団をかけて隣に腰掛ければ自然と眠くなってきた
貴｢なんっ…で？｣
『…ん、うるさっ』
Aの声で目を覚ますと
不審に思ってるAに一通り全てを話した
『怖い思いさせてごめん…助けてくれてありがとう』
貴｢いいの、勝手に体が動いた笑｣
肩に置かれた手、
その部分からじんわり暖かくなっていく
『…それと、俺今までの女全部切るわ』
貴｢そっか、リリ一筋って事か！！｣
『いや、そーじゃなくて…』
こんなこと言ったらさ、変かもしれないけど
『お前の事が…好きなんだけど』
貴｢…は？｣
『まぁ、それが言いたかった。』
言い逃げはずるいけど、
多分このままだと襲いそうだし今日は素直に帰った
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もにぃ(プロフ) - ふさん» ありがとうございます！更新、完結出来るように頑張ります！！ (2021年2月8日 22時) (
レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 楽しくキュンキュンして一気読みしました！続きを楽しみにしてますね♪♪ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにぃ
| 作成日時：2021年1月4日 12時
